犬は室内で自由が良い理由を考える。
犬の専門家ではない、ー素人の意見なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
突然だが、犬と信頼し合うパートナー同士になるには、犬は室内で一緒に、自由にさせて、暮らす必要がある。
なぜなら、犬の心身の健康に良い。室内の犬の方が長く生きる。心身の健康を優先しなくては信頼し合うパートナー同士になれない。
信頼できるパートナー、相棒犬の良さは以前も書いた。
超富裕層と動物愛護は関係は大アリ
パートナーとなった犬も、できる範囲で「人間の相棒」の心身の健康を考えようとする。その1つの例を取り上げる。それは犬の恐るべき警戒能力だ。当然だが犬は人間より格段に優れた警戒能力がある。あるいは野性の生き残るための本能が人間よりはあるから、慎重だし、危機に対して敏感だ。
犬と室内で同居する人は皆、次のような経験があるだろう。
夜中寝ていた犬が突然頭を上げ、何もない真っ暗な中空を感覚を集中させて注視し始める。
あるいは、昼間リラックスしていた犬が、突然玄関や外の方角を警戒し始める。
五感をフルにつかってしばらく警戒したあとは、結局その後犬も元に戻り危険は無い事が多い。
しかし近くには(野生)動物がいたり、散歩や配達の人が近づいていたり、遥か遠くでいつも聞かない音がしていたり、何らかの警戒要素がある。
また、警戒度が高いと判断するとあまりに怖がったり、実際の危険を察知したりすると吠えるかもしれないが、通常はより長く警戒モードを維持したり、静かに唸ったり、人間のそばに来るとか行った具合に、事前に警報を人間にくれる。多くの場面でAIを駆使した安全機器よりも役に立つだろう。
逆に、物音がしたとしても、犬がのんびり寝ていれば特に気にしなくても良さそうだと判断しやすい。怖がりで、何事にもビビり過ぎで、常に自力で警戒して回っていて、それで生活に支障が出るようならば、犬の反応を基準にすれば快適さが増すだろう。横にいる犬が呑気に構えていれば自分も呑気でいられるというわけだ。そういう意味でも室内、身近にいてくれたほうが良い。
犬は自分と信頼するパートナーを出来るだけ助けたいと思っているから、何かあれば教えてくれようとする。そのような犬がくれる警報を見逃さないためにも、室内で自由にさせておくべきだ。犬は繋がれていたり、柵の中に入れられているばかりでは、その警戒能力を最大限に発揮できない。
冒頭で書いた通り、誰でも信頼しあえる犬がパートナーとなったらそれだけで室内で一緒にいるべきだが、その上犬自身も警戒能力を本能的に使いたい(推定)から、それを果たすため余計に室内で自由が原則となるのが合理的だ。
想像するに超富裕層は質素にしていても、それ以外?の人たちよりは、何かと問題が付きまいやすいと思われる。まぁそうは無いかもしれないが、長く一緒にいれば、一度くらいは相棒犬が助けてくれる場面がある可能性がある。また、付随する利点として、相手の警戒を解く効能もある。最近は大人の男が独りで歩いているとそれだけで警戒される。しかし犬の散歩であれば怪しまれない。いつかこれについても書きたい。
もし(自称)超富裕層が犬を屋外で放ったらかしだといずれ「何らかの破綻」をする可能性が高くなる。なぜならそれで非合理的思考の持ち主と判定できるからだ。
パートナー犬の防犯能力は、ある程度依存できる。パートナー同士は依存し合ったほうが良い。という事で、室内で自由にさせて同居が合理的だ。どうだろうか。