最近の米国株への弱気な予測

2021-12-18 投稿

米国

米国株への弱気な予測について考える。

真に受けずに疑って読んでくれ。



俺の気のせいかもしれないが、米国株投資関連のブログや、経済メディア等でも米国株、米国景気、等について弱気の意見が多くなってきた。本日はこれを題材とする。

はじめに

ニュースや投稿等で、曰く「進行するインフレが米国を襲う」とか、「金融政策の終焉が経済に悪影響」とか、「FRBの強硬姿勢が企業の業績に与える衝撃」みたいな、それはそれは恐ろしい予測が蔓延ってきた。

俺も投稿では「他人の雑音を気にしない」とか「自分で考える」とか、偉そうに宣っているくせに、人に影響されやすいから、多くの人が弱気だと、人並みに不安?になる。

だからと言う訳では無いが、自分なりの結論を先に書くと、米国、米国経済、米国株に対して短期にも中長期にも、心配していない。天邪鬼では無い。

もちろん、「ここ3、4年の同等の上昇が今後も何年も続く」というのも非現実的なので、いつか調整がある。明日なのか、1年後か、またどの程度なのか、未来のことは誰にも分からない。だから「心配していない」というのは、「少なくともこれを書いている時点で」、「現保有米国株は持ち続け」、「個別株も機会があれば今まで同様に買う」という事だ。言い換えると方針は不変だ。

とにかく、真に受けずに、「素人の1つの稚拙な見方」として、読んでくれ。

強気の根拠

強気の理由は簡単だ。相対的な比較だ。

仮に「米国株は投資先として状況が悪くなる」と予測するとする。本当に悪くなるとして、損害を避けるならば、米国株以外への投資も考える。

では、どこに投資先を変更するのか?

天変地異とか、内戦で国土が荒廃するとか、よほどのことがない限り、米国、米国株が、依然として一番有望な投資先だろう。

もしそうでないと言うなら、米国より良い投資先となる大陸、国、地域、個別の会社、通貨、商品、金属、何でもいいが、米国市場にある巨額の投資を吸収できる有望市場が、どこかに何かあるだろうか。

特に、地理的なある程度のまとまりで、相対的に米国、米国株、米国市場に勝るところの出現は時間がかかる。強いて言えば大陸の共産国だが、乗り換える気にはとてもならん。

もちろん、日本のバブル崩壊の様に短期間で「全方向で資産暴落」という事も有り得るが、それを心配してもしょうがない。乗り換えた先がそうなる可能性だってある。

投資規模からくる事情

俺の場合、投資先は米国株に集中しているが、問題なのが投資規模だ。

金額が大きくなるほど、一気に投資先を変更するのは難しい。まず全部あるいは大部分売って、税金の分を残しつつ、次の有望市場に投資することになる。面倒なだけでなく、上述の様に、「次の投資先」が問題だ。

バークシャーとか、超大規模で米国に投資しているところは尚更だ。でもバフェットは決断力があるから、万一、米国を見切ったらやるかもしれない。しかし彼はまた筋金入りの米国、米国市場信奉者なので、穏健な状況変化では動かないだろう。

逆に言うと、そんな可能性はほぼ無いが、もしバフェットが「もう米国に投資は良くない」等と言い始めたら、俺も当然自説を曲げる。しかし逆の逆を考えると、昨今の弱気予測の根拠位では、弱すぎてバフェットの米国信奉が揺らぐはずがない。

話が逸れるが、バフェットが米国市場、米国経済を見切る条件とは、何だろうか。具体的にどのような事件や政策がそうさせるだろうか。俺には現実的な例が思いつかない。

まとめ

という事で、天変地異や国内荒廃の様な「極端な状況」にならない限り、俺は強気を継続する。だが納得できる変更先があれば、説を曲げる。今は無い。どうだろうか。

管理人

自分の写真
調布 有

ブログ コミュニティ

PVアクセスランキング にほんブログ村

ラベル

IT (28) MLB (10) その他 (59) 安全管理 (20) 格差 (19) 株式以外 (7) 時事 (24) 情報リテラシー (34) 生活 (29) 超富裕層 (42) 痛い主張 (14) 投資 (53) 米国 (34) 労働 (14) 屁理屈 (14)

ブログ アーカイブ

QooQ