火山噴火等の「自然災害」から考える、株式投資戦略

2022-01-15 投稿

投資

火山の噴火と株式市場について考える。

一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。



米国時間の15日、南太平洋で火山噴火があった。

時機という事で、これを株式視点から考えて題材とする。

まず大前提は、このような自然現象は普通に起こり、そしてその予測は難しい事実だ。

実際、この噴火の見込みが話題になっていたとか、予想されていたとかいう証拠は少なくとも俺には見つけられない。もちろん、今考えてみればこれこれが前兆だったとかはあるだろうが、地球活動は常時起きており、そのうちどれが何の前兆であるかはいかにも難しそうだということだ。

よって株式投資に応用はより難しい。今後何百年、何千年も基本平穏かもしれないし、生きている間にどこかのマグマが大量に吹き出したり隕石で大惨事となるかもしれない。わからない。また、当然自然災害は様々な種類があるから、すべてを危機管理となると、物理的にも無理がある。なぜなら、ある会社に投資しているとして、その会社がどの地域でどの災害に弱いとか強いとか、判断が難しいからだ。仮にある一時期で判断できたとしても、工場や拠点の移動は常に起こる。そうすると全てを常に追いかけるのは非現実的だ。特に個人投資家にはそれは難しい。少なくとも俺はそんな面倒な事はやりたくない。

従って結論を先に言うと、事前に災害を考慮して投資を考えてもしょうがない。少なくとも俺は考慮しない。

だが、災害事後の、「相場模擬訓練」するのは意味があるかもしれない。つまり、事前に災害の注意とか予測で投資行動を変えるのは何がいつどこで起こるのか不明で難解だが、災害に限らないが、(暴落)事後どうするかを考えておくのは一応有意義だ。

天変地異で人間文明や経済社会が崩壊するとかいう極端な場合は別として、中長期で災害と株価に「それ程」関連はなさそうだが、例えば、状況によっては、特に「超短期」で投資家や市場自体が混乱して株価が大きく下がったり、場合によっては逆に暴騰するかもしれない。

従って、何か災害があって、具体的な銘柄Xが1割2割下がったらどうするかとか、あるいはYが3割上がったら売っておこうとか、逆にいくら下がってもパニックになって慌てて売らないようにとか、できれば考えておく。「できれば」がなかなか難しいのだが…

一応、大雑把にここ2年で最安だったら問答無用で買うべきと律している積りだったが、実際一昨年の感染症の下落では自分もやっぱり不安になり、不安で行使はなかなか難しかった。また自分が被災してそれどころじゃないかもしれないし、そうでなくても災害の状況もあるし、とにかく想定通りにはいかない。だが何も予備知識がなくて全てその場の判断よりは少しはマシだろう。一応の基準だ。

バフェットは他が恐れている時は大胆に投資すると言う。これが自然災害時も含むのか不明だが、想定、準備、模擬訓練はどうせヒマだし俺には有効かもしれない。

しかし、もっと考慮すべきは、「下落で買い増す」にしても「上昇で利益確保」にしても、その行使の適切な価格の判断だ。なぜなら、その後どうなるかわからないので、予測の正解は無いし、正確な計算方法も無い。俺の印象としては、故にざっくりとした乱暴な基準か、あるいは感覚的な判断に頼らざるをえない。全てを合理的に計算して判断する等というのは不可能だ。故に時に「オカルトチック」?な判断にもなり得る。

また、仮にそれなりに計算してあって、価格変動時の行動を予定してあっても、人間なのでどうしても社会や集団の雰囲気や影響を受けてしまう。暴落が始まるとこのままもっと落ちるのではと考え始める。

それを除外して当初の計画通りに行動するのは難しいが、大投資家はそのようなブレない方針を堅持しているのか?わからない。ちなみに俺だが、そのような動じない神経というより、周りに影響されてアタフタとしてしまう方だ。つまりその程度でも俺程度の末端の資産家はなれるということだ。どうだろうか。

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