突然だが、誰しも米国株より、何よりも先に投資すべきものがある。
それは健康だ。
第一に自身の、そして家族の、が対象となる。
しかし健康投資で難しいのは、何にどう投資すべきか、ハッキリしない事だ。なぜなら、まず「何を以て健康とする」か、そして「何をすれば健康になる」のか、個人差が大きい。
健康の専門家といえば医者だが、中々、「適切な時期」に「適切な方法」で「適切な費用」を掛けて「適切な指導」を受けるのは難しい。
第一、健康な内に病院に行って「健康を維持したんですが、どうすれば良いでしょう」と聞いても、医者の方も途方に暮れるか、精々が「よく寝ろ」とか、「禁煙しろ」とか、「ストレス避けろ」とか、「朝飯食え」とか、「運動しろ」とか、「肉より魚」とか、一般常識である、聞き飽きた指導をされて、後は「何か症状が出たら来てください」と帰されるのがオチだ。「そういうのは人間ドックに行ってください」と言われるだけかもしれない。
しかし、症状が出てからでは手遅れとか、何ヶ月前ならこの治療法ですごい効果があったのにもう今では遅すぎるとか、というのをできれば避けたいわけだ。手遅れというのは、つまり投資で言えば、値が高騰してしまった時に、買うのを考えるようなものだからだ。
だが現代は便利な時代、「擬似的全能神インターネット」がある。大勢の人が、多少は自身の健康投資のため、ネットを彷徨った経験がある。俺も常に健康情報を読みつつあちこちを流離っている。
もちろん専門家でもないし、何も確定できず、永遠に情報収集は終わらない。しかし、既に知っている様な無難な健康法以外で、また非科学的で信用できない情報以外にも、やれそうな事はいくつもある。その中で1つ何となく科学的で、簡単で、投資効率も良さそうなのが、各種「予防接種」という結論に達した。多くの専門家が、様々なワクチンについて効果を保証して、また副反応の確率についても触れている。
俺の個人的考えに関係なく、少なくともある種の「ワクチン」の有効性は、専門家だけでなく、政府や国際機関に認められている。
蛇足だが、日本にもいわゆる「あらゆるワクチン反対派」が居て、いくつかのワクチンで政治的にも問題となっている。一番直近はもちろん感染症だが、その他にも以外と根強いのがワクチン忌避主義の考えだ。もちろん接種は究極「個人の選択」である。どのような理由でも強制もしたくないし、忌避もしない。俺は関知しない。だが、科学的に根拠があるモノを否定するのは、個人的には論理が破綻していると感じる。
それはいいとして、「ワクチン」といえば最近の感染症対策の代名詞であり、俺もそのワクチンは接種した。その他にも、自身のネット調査の結果(政府や専門家のネット上に上げられた根拠)に基づき、俺は他のワクチンも積極的にやることにしている。
インフルも基本毎年やる。インフルエンザを避けるには、ワクチンが唯一の科学的に有効な方法だと、複数の医者が書いているのを読んだからだ。その他の予防方法については、自分は専門家でないので判断できないが、俺はマスクとか手洗いとかうがいとか、インフルエンザにおいても、中途半端な運用(例えばマスクしていても食べる時は外さざるをえないとか、接触を避けていても社会生活ではある程度は接触せざるをえない)では少なくとも、効果を疑問視している。でもやらないより少しはマシかもしれないということで迎合している。そして、インフルエンザも猛威を振るうと大変恐ろしい病気だ。感染症対策として同様にワクチンを射つのは合理的だ。
それもいいとして、そして本日は、あまり一般の人がやらないが、多くの専門家によると、効果が科学的に実証されている、また、配偶者 有子さんの勧めもあった、ある病気のためのワクチンを射った。
そして事前にわかっていたのだが、副反応で1日寝る羽目になった。少し辛かった。
しかし、科学的に証明されている効果を考えると、投資としては良かったと思う。
健康投資についての顛末は、今後も投稿したい。