超富裕層と皿洗い・食器洗浄機(以下、「食洗機」と略)について考える。
唐突だが、君は食洗機を使用しているだろうか。
ウチは賃貸住宅だが、そこに予め備わっているため、せっかくだからというのもあり、日々それで洗っている。ところが、先日故障してしまい、現在修理処理をしている。管理会社と修理会社と日程の調整など、中々面倒だ。
食洗機だけでは無いが、このような使いようでは非常に便利になる機器というものは、一度使い始めて生活の一部になると、使えなくなった時に、それが一時的であっても影響があるという事は分かっていた。しかしいざそれが起こると、わかっていても中々面倒が多いという教訓を再認識した。
ところで、食洗機というのはどれくらい効率的なのか?
欧米を始め、これだけ浸透しているから使えない機器という事はないだろうし、それなりに効率が良いと思われるが、実際どれくらいなのだろうか。
結論を先に書くと、自分で皿洗いを処理するという前提では、当然人によるが、大体の場合では、正しく使用できれば食洗機を使用したほうが良いと思う。
まず、これが一番重要だが、時間の節約だ。
食洗機の実験・調査はネットにたくさんある。機能、古い新しい、食器の量、どのサイクルを選ぶか、等々で違ってくるから一概に言えないが、自分で使用した経験、いくつかネットで見た情報だと、食洗機に、おおよそ2〜4人分の食器として、まず大きな固形を取り除いたり等の準備作業が3分、それらをセットするのに7分、また洗浄後の食器を取り出して戻すのに10分位と推定してそんなに乖離していなそうだ。そして、実際に稼働させるのは1時間くらい。つまり手作業?はこの見積りで20分。
一方、全て手作業でやると、準備作業は同様で、ネット情報だと手洗いが大体25分から30分、その後皿を拭いたりで6~8分。手作業はこの見積もりで計35分程だ。
もちろん、各自の手際の良さとか、機器の性能の違いもあるが、大雑把に大体1回15分節約できる。これをどれだけの貢献と見るかだが、資産額が多いほど、富裕層ほど時間の価値が大きくなる(と思っている)傾向があるため、富裕層、資産家には毎日15分は無視できない長さだろう。
また、これも議論あるかもしれないが、使う水の量が少なくてすむらしい。つまり経済的、環境的に良い。色々データあるが、大雑把に半分で済む。
そして、洗剤に触れなくて済むから、手の皮膚についても良い影響があるはずだ。人によるが見逃せない効能だ。また、高温で洗浄する(設定も機種によってはある)ため、衛生的にも良い(と思われる)。
あまり考える必要無いかもだが、悪い方も考えると、まず食洗機を購入しなくてはいけない。安い買い物ではない。また食洗機は電気代がかかる。そして今回の俺ように故障を含めメンテナンスに手間が必要だ。場合によっては買い替える必要もある。使えるのは大体10年位か。
著名な超富裕層であるベゾス、ゲイツは、皿洗いを毎日しているという記事がある。少し前の情報なので今はどうしているか不明だ。食洗機を使用しているかも不明だが、米国の家庭だから多分使っているだろう。他の著名な人たちは皿洗いの情報は見つからなかった。
超富裕層を目指す俺は一応毎日皿洗いしている。前述のように食洗機を使用する。大袈裟だが、使った食器を隙間なく、しかし良く洗浄されるように配置するのに創造性が必要だ。家事というのは全般的に非常に頭を使うので、時間を取られる以外は良いことが多いと思う。それだけに、効率よくこなして時間を節約するためにも、最新鋭の機器をどんどん試すのも良い事だ。どうだろうか。