第51回衆院総選挙と、定数削減について考える。
今更だが、総選挙が終わった。結果はご存知の通り投票率がそれ程高くなかったにも関わらず、大きく振り子が振れ、日本全体がスウィングステートとなった。
ところで俺は今回投票したのか?
それをここで書いても意味がない。
なぜなら、それが本当か確かめようがないし、そもそもこの文章はAIが書いているかもしれない。実は外国人が書いていて投票権が無いかもしれない。何も真実はわからない。なのに書いても意味が無いと考える。
そして、結果の分析や論評は無責任なオールドメディアやネット演芸に任せればよく、超富裕層を目指す凡人投資家としては結果の是非はどうでも良い。
自分にとって大切なのは、この結果が今後どのように影響するか考える事だ。今回の選挙結果は投資に影響する要素はあるだろうか。
結論を手短に言えば、影響ない。
短期的には為替レートとか金利の動き如何では一定の投資妙味があるかもしれないが、俺のような主要銘柄の超長期保有前提ではあまり影響がない。AIや仮想通貨関連の技術革新等の方が全然影響がある。そういう意味では、今後の注目経済分野については今回は争点にはならなかったようだ。
今回の選挙結果の是非は上記の通り基本、どうでも良いのだが、図らずも1つの現象が昨年末話題になった「比例定数削減」の正義を屁理屈証明してしまったので、それを本日の題材とする。
今回、比例名簿の登載者不足による、他党からの当選者の繰り上げが多数、起こってしまった。
東京、南関東、北信越の「比例区」で顕著だが、政権政党に比例投票したのに、多数の票が、結果的に敵対する政党(第一野党)等の候補者の繰り上げ比例当選に貢献してしまっている。
1票の格差もあんまりだが、これも考えようでは「それ以上」に非合理的なので、選挙制度改革の一環として次回の選挙までに改善すべきだ。という事で、改善案を考えた。
取り敢えず、まず比例復活条件の改正だ。
現在は比例復活するには10%の得票率が必要だが、これを20%とか30%とかにする。
そうすると、多くの小選挙区落選者のいわゆる「ゾンビ復活」が少なくなる。ゾンビ復活自体も問題だから、登載者不足でのゾンビも減少して良いことだらけだ。あるいは、重複立候補自体をごく限られた数だけにしても良いかもしれない。
だが、上記条件の変更のみだと、比例単独の候補も含め、依然として登載者不足での繰り上がりが起こり得るが、1)比例単独を廃止して全候補者にどこかの選挙区から出てもらうか、2)比例には充分な候補者を入れるように仕組みを工夫するか、で何とかなるかもしれない。
あるいは登載者不足はそのまま欠員にすべきという意見もあり、それはそれで一理ある。
こう考えると、そもそも比例というのはこの種の不条理、非合理性が常に付きまとうのがわかる。
大体、どの候補者に投票しているか不明瞭(自分の票は名簿何位の人の票なのか分かりようが無い)だ。
理論的には、登載者不足の常時回避は「全ての政党が比例定数と同数の候補者を比例名簿に入れる」事が必要だ。なぜなら、ある政党の小選挙区は得票ゼロなのに、比例区得票率100%という事が理論上あり得るからだ。
しかしそれは非現実的であるから、結局登載者不足は簡単に起こり得る。
もし、不足が起こらない様に各政党が必ず比例議席数(176)の候補者を確保するとなると、政党が20あったら、名簿に3500人超が必要となる。
今回は他に振り分けられたが、振り分け先も登載者不足の可能性もある。そうなると欠員になるのか、補選になるのかしらないが、定員に満たない可能性がある。
という事は、そもそも今の比例定数が多いともこじつけられる。
であれば、先だって話題になった「比例を対象にした議員定数削減」は誠に合理的な政策となる。各比例区で高々5人位にしておけば人材も足りるだろう。そうすると比例定数は自然に削減となる。どうだろうか。

