
よくある事だが、こんな時、どう考えるべきか。
相場が下落しているので、時事ネタという事で、どう反応対処すべきか、鮮度のあるうちに、考えてみよう。
基本、下がれば下がるほど、嬉しくなる。なぜなら、買い増す機会となるからだ。
基本、下がれば下がるほど、嬉しくなる。なぜなら、買い増す機会となるからだ。
ところで、最近の下落で、相当資産総額が下がってしまった。
だから、まず色で判断する。真っ赤だと、目が覚めて、やる気が出てくる。
1つ2つ粘って緑(上がっている)だと、「チッ、往生際が悪いな、悪あがきはよせ、全部同じ色の方が鮮やかでキレイなのに、反抗しやがって」と舌打ちする。そもそも赤と緑が混在していると見にくい。逆に言うと、しぶとく値を維持している銘柄はそれなりの根拠があるかもしれないから、それを調べるのも一興ではあるが、大体大した事は無い。
真っ赤でも数字を見て下落が大した事無いと、「期待させやがって」と失望、諦めてかわいい犬の映像でも観る。最近は良い動物の映像に事欠かない。便利な世の中だ。
どうせ、一気に全資産を簡単に売れないし、損してたら売却しても税金の心配は無いが、そもそも超長期の所有を覚悟で買ってるとすれば、「怖いからもっと下がる前に売ろう」という心理より、「良い条件で買い足せるよう、もっと下がれ」と考えるのが合理的じゃないか?現金に余裕がある場合の話だが。
資産額が大きい程この傾向が強いのではと思う。確証ないけど、一応根拠は、次のような感じだ。
例えば資産家Aが10億の資産、資産家Bが1億の資産、20%下落するとする。暴落だな。でも人間が生きていくのに必要な額はあまり変わらない。A,B双方仮に最低年500万円とすると、暴落後は資産家Aは残り160年分でまだまだ余裕がある、資産家Bは残り16年分、多少不安だ。
よって「資産額が多い層は(その下の層より)下落に強い」と言える。言い換えると、下落に耐えられる時間や値幅が大きい。まぁ資産が多いんだから当たり前か。
「双方仮に最低年500万円」の条件も、大資産家は普通もっと使うのかもしれない。
だからこそ、資産が多いと、質素を心がけるんだよ!
だって、質素にして「最低年X万円」に合わせれば、下落時に耐久力がつき、より有利に投資できる。質素にして使わずに済んだ資金を投資に回すんじゃなくて、下落の許容範囲を広げられる。他が我慢できず脱落して安く売るのを待って、それを買う機会が生まれる。
質素と言っても、他の投資家の平均位に合わせれば良いから、貧乏暮らしの必要はない。普通の生活をすれば良い。なんと楽で見返りの多い対策だ(ただし下落時のみに威力を発揮)!
だから他の資産家が「苦労した時代を忘れないよう、質素を心掛けている」とか「私は贅沢に興味ないので、質素に暮らしている」なんて言ってたら、俺はまず疑いの目で見るね。本心だったら、人知れずやればいいのに…実際は算盤弾いているだろ?とね。
俺は、明日も明後日も、その後もなるべく長く、下がり続けてほしい。いずれ上がるときが来る。そしてより有利な投資の条件のため、質素を心掛ける。どうだろうか。全て、個人の意見だから、自分でもよく考えてくれ。
投資は自己責任。言動は自分の思考で。ではまた