放置投資について考える。
何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
突然だが、長期投資の一つに、決まった投資先に機械的に資金を逐次・定期的に投入、その値動きは気にしないという方法がある。ホッタラ何とか…とも言う。
全体インデックス等、あまり考える必要のない投資先が採用されることが多く、それなりに優秀な投資法だ。一番の利点は、値動きを見る必要が無く、時間の節約ができるという事だ。また、値動きに左右されにくいため、投資先管理(こっちを売って、あっちに乗り換えようとか)にもそれ程悩まなくて済む。
こうしてみると、隙きの無さそうな、とても良い方針に見える。
だが、超富裕層を目指し、投資先の成長性重視である俺には、適した投資法では無い。
放置投資というのは、そもそも投資にそれ程興味がないとか、殖財は大切だが時間を取られる位なら低成長・長期間保有を受け入れる、という人達には適しているかもしれない。投資は放置しておいて、他にやる事がある人達だ。確かに金融系のトレーダーとか投資銀行で労働とかじゃないサラリーマンだと、日々の職務や家族サービス等々大切なことがたくさんあると思われる。
しかし、無職(求職中)の俺は毎日の株式市場に興味津々だし、投資関連の勉強は時間の無駄とは思わないし、大体、放置投資して時間ができても、すぐに済んでしまう運動とか家事とか散歩以外に、他にじっくりとやることもあまり無い。どうせ一つの市場が開いているのは数時間、別に首っ引きでも他の事をやる時間は捻出できる。野球は一日中観るが流しっぱなしでも大丈夫だ。しかも半年はオフシーズンだ。
何より、俺は超富裕層を目指すので、高成長を目指している。新しい投資先というのは、一見、無駄な時間を、それなりに費やさないと見つからない。見つかっても成功の保証は無いが、何もやらなければ何も新たな試みができず、それまでやったことを単純に続ける事になる。それでは期待する成長は望めないということにしている。無駄な時間の過ごし方が大切になってくる。どのような無駄が良いか、それについては模索中だ。できればもっと読書したいが読書というのは万人向きではない。少なくとも毎日5時間6時間読書するのは、漫画なら別だが、俺には苦行となってしまう。今のところは、投資のための情報収集と称してネットの大海を宛もなく彷徨うのが精々だ。
以前も書いた様に、全体インデックスは優れているが、どうしても安定的であるが故、成長速度は遅い。高成長重視ならば全体インデックスだけでは難しい。ただし個別集中投資は危険度も高くなる。万事長短がある。俺は後者の方の長短を取るわけだ。つまり個別株をいくつか選択し、そこへ資金の大部分を投資している。
だから俺は放置している場合ではない。日々、いうなれば闇雲に、手探りで、ほとんどが徒労、無駄に終わろうとも、結局時間の浪費になりそうでも、色々な情報収集・分析を投資関係では試みるしかない。何を探せばいいかわからないから、上述の通り、ランダムにサイトを辿ってみるくらいが関の山なのだが、何かいい方法が無いか考えてしまう。
しかし俺は思ってしまうのだが、放置投資の人達は、それでどれくらいの時間を捻出して、そしてどんな有意義な事に使っているのだろうか。自身の経験だと、放置しないと言っても、上述の通り、費やす時間は嵩が知れている。結局時間が余る。まぁ無職だからか。つまり、放置ホッタ投資は、労働者の投資法、捻出した時間は働いているのか。わからない。もし職が見つかったら、どうなるか、確かめてみよう。どうだろうか。