公営ギャンブルについて考える。
何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
突然だが、社会の変化、またこのご時世で市場は縮小傾向だが、パチンコは根強い人気がある。ギャンブル(賭け事ともいう、以下「賭博」で統一)なのは周知の事実、しかし賭博は他にも色々あるのに、なぜしぶとく需要があるのだろうか。今日はこれについて考えてみる。
その前に、賭博について考えてみる。人間はなぜ、賭博に魅せられるのか。意見は様々だが、俺はこう考える。合法な賭博は適度ならば、精神の健康にそれなりに良い。酒とか、運動とか、テレビゲームとか、全部同じ理屈だ。
その前に、賭博について考えてみる。人間はなぜ、賭博に魅せられるのか。意見は様々だが、俺はこう考える。合法な賭博は適度ならば、精神の健康にそれなりに良い。酒とか、運動とか、テレビゲームとか、全部同じ理屈だ。
今日はそこでも少し触れた、「公営ギャンブル」を題材にする。結論を先に言うと、
- 国家運営視点としては、公営ギャンブルは優れたシステムになりうる。
- 趣味として、適度に楽しむ限りの範囲では、一市民視点でも良いシステムと言える。
- しかし、投資家視点だと、やるべきではない。
結論でほぼ書きたいことは全てなのだが、少々付け足す。ちなみに、「公営ギャンブル」は4種類あるが、俺がやったことがあるのは「競馬」のみだ。従ってその他3種についてはよくわからない。競馬も大昔に少しやっていただけだ。俺は公営ギャンブルは何年もやっていない。しばらくやっていないと、再開するのはなかなか面倒というのもある。
運営側視点での長所は、何といっても収入(税収)だ。胴元は儲けられるから開帳する。民営賭博が名目上禁止という事もあり、需要は確実に存在する。配当の割合や公平性公正性など、客がそれなりに楽しめる賭博であれば、あまり失敗の心配の無い良いシステムだ。反社会的組織の収入源を阻害できる利点もある。現状のように半民間に委託して、それほど投資しなくても収入をあてにできる。法律で許されていて、適切に運営できる余力があれば、どの自治体も考慮に入れるだろう。しかし現実は運営には多くの困難があり、用意には参入できないし、するべきではない。
趣味としては、パチンコの投稿で述べたとおりであるが、合法賭博は自分のお金で無理なく楽しむ範囲ならば良い趣味になりうる。全くの無趣味でずーっと家にいるよりかは、休日は競馬場でささやかに楽しむ方が健康に良い。知り合いと楽しめるならばもっと良い。あまり異論無いと思うがどうだろうか。合法的で人に迷惑をかけない範囲であれば、何であれ熱中できるのは良い事だ。この点で問題になり得るのは、自分の適切レベルを超えて賭けてしまったり、賭け事に取り憑かれたりという場合だが、これは別に賭博特有の問題ではない。例えば運動や読書など、「お定まりの無難趣味」にでも起こりうる。
最後に投資視点であるが、これは問題外だ。投資視点というのは公営ギャンブルを投資と捉え、儲けようとする事だ。いっときの大勝ち大負けは賭博の醍醐味なので自分の資金の範囲内なら素晴らしい?経験となる。しかし投資というのは例外なく長期計画だから、例えば競馬で5年トータルで勝つというのは相当愚かな計画だ。なぜなら、ギャンブルは胴元が儲かるシステムだからだ。客は楽しむのが前提、トータルの儲け目的だと非合理的になる。もし純粋に5年間の投資で考えれば、当然他の投資先が対象となる。例えば10万円使うとする。超本命馬券よりも、超大手IT株の方が、オッズも良くて、連対率も高そうじゃないか?何でも絶対とか保証はないけれども。どうだろうか。