文春報道 から考える「自己保安言動術」の必要性

2024-01-13 投稿

安全管理

文春報道 から考える「自己保安言動術」について考える。

一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
 

今更だが、大御所?男性タレント(以下、「M」と略)の飲み会?に参加した事の有る女性複数人(以下、女性側を「W」と略)に対する週刊文春の「強要疑惑」報道(以下、文春を「B」と略)に対し、Mは事実無根として、対抗裁判に注力するとして活動休止となり、業界を中心に大騒ぎとなっている。

Bの記事全部は有料で読んでいないし、何しろ俺のような無責任素人にはどうなっているのかよく分からないから意見は無い。

だが勝手な印象としては「会合の目的」「強要の有無」等々は「お互いの主張だけ」ではハッキリしないので、今後決定的証拠が出てこなければ真相は基本、有耶無耶になりそうだ。

また、下劣?なB社への非難も多いが、出版社や株主にとって「報道が合法的」な限り「損失と収益のバランス」を考えれば今のところは少なくとも経済合理性がある(雑誌が非常に売れて話題になっている)に見える。当時者(MW)にとってどこか濡れ衣があれば不条理だが、それでも報道が合法なのが現状であれば、法律を変えるしかない。

ところでネットの報道ではW側が、仲介役?とされるMに近しい人物に「スマホをまず回収された」となっている。俺はここが気になってしまった。

「回収」自体も真実か不明なので、本件との関連は不用意に想像しないが、一般化して「今後の教訓?」にもこじつけられそうなので、以下考える。

映画等では「何やら怖そうな人に面会に来た人」に対し、「警護の屈強な人」がボディチェック?をして「武装」や「盗聴器」等の有無を確かめるのが、所謂「お決まりの場面」だ。スマホは盗聴器や盗撮器に成りうるから、最近の作品では「スマホも取り上げる」という場面になるのかもしれない。

そして大体において、そのような場面が描かれるのは「両者が深刻に敵対、対立しているか、少なくとも片方がそう疑っている」からである、あるいは少なくともどちらかが相手を信用はしていない、と考えられる。

一方で、初めて誰かに会う時等、相手をよく知らない、即ち信用できるか不明な場合も良くある。だがその度に「まずスマホを出してください」とか「保安検査させてください」と頼むわけにはいかない。失礼なだけでなく、違法の可能性もある。そもそも面倒だ。

大体、盗撮機器は相手が身につけているとは限らないから、万全を期するならば、その場所全体を「隠しカメラや覆面捜査員?等」が無いか調査する必要がある。映画や創作などでは訓練されたスパイみたいなのが一瞥で「瞬時」にそのようなチェックをして用心を怠らない超人が描かれるが、現実はそうはいかない。

上記は自分側が極度?に用心する場合だが、これは相手側にも言える訳で、もし初見で「まずあなたのスマホを出してくれ」と自分が言われたら、ほとんどの人にとってそんな奴とは関わりたくないと考えるのが普通だ。危険だし、信用できないし、非合理的だ。

話が逸れるが、いわゆる「潔白(〜をやっていないという主張)」は悪魔の証明で事実上困難であるが、今後は(よく知らないが)スマホやAIの技術によって「録画や録音や位置情報」を応用した「それなりの無実証明」が「ある程度」出来る社会になるかもしれない。そういう意味でも機器を奪われるのは一層致命的にもなり得る。

話を戻して、現実社会では「スマホ回収を打診される」のは中々遭遇しないだろうが、万一あったらそれは「異常に緊張・緊迫した場面・状態」、少なくともその可能性が高い。当たり前だが、まず事前にその会合を回避できればそうして、その場で判明したら即座に退避退場退出が原則となる。

また「相手の事をよく知らない」「相手を信用できるか不明」もよくあるし、信用できると思っていても裏切られるかもしれないし、何れにしろスマホ回収は無理なのが普通だから、結局どのような場合でも「誤解されるような言動はしない」のが、自分の保安保全のためには合理的な結論だ。

だが「誤解される言動」というのがまた難しい。巷には「会話術」とか「話題の探し方」とか「コミュニケーション術」の本などが溢れているが、現代社会ではまずその前に身につける必要があるのが、どのような場合でも「足を掬われない」「御座なりと言われようとも、とりあえず言質を取られない、安全周到な挨拶雑談をやり過ごせる言動術」であろう。中学か高校の必須科目にすべきだ。どうだろうか。

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