
どうでも良いが、2ヶ月くらい前、最初の投稿の方で、なるべく特定を避けるように気をつける旨を書いた。その具体的な対策の1つに、「固有名詞」を極力避けるというのがある。誇大妄想というか、気にしすぎにも感じるが、徹底しているつもりだ。それはなぜか。
例えば、野球の外国人選手を話題にする場合、どうしても個々の選手名、つまり固有名詞を出さざるを得ないが、誰を出すかで大体の年齢が分かってしまう。年齢や年代が分かったところでどうという事もないが、それを避ける方針としている。
スタルヒンが投げているのを見た!?とか、調べても出てこない逸話でも書けば、戦前戦後に野球を球場などで観ていた人の可能性が出てくる。ちなみにスタルヒンは帰化したので「外国人選手」としては対象外かもしれない。戦前戦中、戦後すぐだと、日系の堀尾とか、与那嶺とかになるか。その世代だとあるいは当時のアメリカの名選手の話が多くなるかもしれない。
バルボンはいいとしてもチャーリー・ルイスとか、ラリー・レインズとか言い出すと50年代、黎明期のプロ野球ファンだ。
バッキーとかスタンカとかスペンサーとかゴードン・ブルームとかデーブ・ロバーツとかブレイザー等に詳しいと、60年代に野球に熱中していたに違いない。
アルトマンとかマルカーノとかホプキンスとかブリーデン&ラインバックとかデーブ・ジョンソンとかマーチンとかヒルトンとかマニエルとかのエピソード等をいくつか出してしまうと、70年代によくテレビで観た世代になって来る。
リー兄弟、ジム・ライトル、ソレイタ、クルーズ、テリー、クロマティ、バース、ブーマー、ブライアント、ポンセ、パチョレック、デービス、リベラ、バナザード&ライト&アップショーとかは情報も多く逸話に事欠かなくなってくるが、その割合が多ければ80年代に野球少年・青年だった可能性が高まる。
90年代だと郭、デストラーデ、オマリー、ローズ、トレーバー、ウィンタース、ハウェル、ブラッドリー、シェーン・マック、ブラッグス&ローズ、パウェル、フランコ、ヒルマン、ガルベス、グロス、チェコ、ミンチー、ペドラザ、等々…
200X年、201X年になってくると1チームに4人5人と増えて来て、もう沢山居る。
繰り返すが、この中である時代に集中してしまうと、俺の年代がわかってしまうかもしれない。俺はMLBもよく観るが、MLBでも同じで、どのチームの話をしても、どの選手の逸話でも、年代や嗜好が少しは分かる。例えば最初に興味を持ったきっかけなどで、推定は可能かもしれない。
同じ理屈で、例えば昔使ったマシンやプログラミング言語などでもバレてしまう。とにかく、固有名詞は情報が多い。その上、例えば上記60年代の話中心だとして、しかもスペンサーやバルボンの話ばかりだと、当時阪急ファンの可能性が高まり、即ち当時関西在住の可能性あり…となってしまう。実際はそう単純では無いが、予断を与えてしまう。それは本意ではない。という事で投稿ではなるべくぼかして書いている。
しかし、こうして90回近く書いてわかったのだが、固有名詞を避け続けるのは限界がある。少なくとも俺にはこれをこの先何百回も維持するのは無理が出てくるだろう。ブログというのは時事の話題とか、ニュースを取り上げるのも定番であるが、それらの”型”も固有名詞無しだとどうしても無味乾燥になる。そのうちシレッと解禁しているであろう。究極的には文章の質が高ければ良い。どうだろうか。
全て、個人の意見だから、自分でもよく考えてくれ。
投資は自己責任。言動は自分の思考で。ではまた