「AAPL好き」と「Apple好き」

2021-12-06 投稿

米国

AAPLとAppleについて考える。

一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。また、投稿者はAPPLを保有している。読み手はそれも加味してくれ。


唐突だが、現在は、結果的に我が家の投資はAAPL集中投資となっている。この集中度は計画では無く、様々な事情と成り行きでこうなった。まぁ偶然だ。もっとAMZNやGOOGLとバランスしたいが、とにかく今はこうだ。

ちなみにこの3つの巨大ITは頭文字が「A」、俺の投資もこの3社に集中している。これを俺は「A A A 投 資 法(3A投資法)」(copyright by Yu Chofu, choufuyuu)と呼んでいる。

さて、世の中には、「iPhone凄い」「Appleカッコいい」「アップルは凄い会社」的Apple・アップル礼賛記事が溢れている。また、投資先としてのAAPLの優秀さを説く記事や投稿も多い(と思う)。だが俺はそのような記事を読む度に思ってしまう。

そんなに良いと分かっているなら、なぜiPhoneだけでなく、(もっと)APPLを買わないのか?

AAPLが良いという分析はいいが、ではその書き手はいったいどれくらいAAPLにつぎ込んでいるのか?

世の中は(俺も含めて)口だけの人が多い。

一方、口だけでないバフェットとか、他の抜け目ない投資家達は、口だけでなく(なんならあえて黙って)、実際買っている。バークシャーはAAPLを大量に保有している。この辺りは口だけの一般層と実際大量保有する大投資家との「格差拡大」の一要因かもしれない。まぁ、いつ売られてしまうか分からないが…

とにかく、ここ20年かそこらでは、AAPL礼賛で「AAPL踊るアホウ」が、iPhoneが出るたびに大喜びしたり機能を駆使するのに腐心しているだけのApple・アップル礼賛者「iPhone踊るアホウ、だがAAPL見るアホウ」をしり目に圧勝だ。

超富裕層を目指す投資家目線では、この会社はまず「投資先」の「AAPL」であり、次に買う「iPhone」の各機種を出す「Apple」ではないのだ。

あるいはこうも言える。この会社は「文句の付け様のない財務諸表と業績」、「誰もが使う消費者商品の圧倒的市場占有率」、「製品の高利益率」等々をまず愛でるべきであり、シタリ顔で「デザインが素晴らしい」とか「ジョブズの先鋭的な経営哲学わかります俺もわかります」等と宣って悦に浸る(日本人に多い)対象では無いのだ。

投資家ではないから、株はやらないから、と言うかもしれない。しかし多くの人は遅かれ早かれ、バリバリ商売できなくなって、結局投資に多少は頼ることになる。そして投資は始めるなら早いほうが良い。もちろん不動産でも金でも他の会社でも、自分で考えて投資するなら良いが、君がそれだけ金を使って買う製品も大好きで、創業者を崇拝して、企業文化も評価する、そのような会社を「敢えて投資先としては避ける」理由は何か。俺にはわからない。

日本でもAAPL保有者も多いだろうが、分散好きで人前で踊るのが恥ずかしくて、波に乗り切れなかったんじゃないか?こんなに日本人はApple・アップルが好きなのに、悔しくないのか!日本人の株主で70%位占めて「日本人アップル愛好株主会」が筆頭株主になって、アップルを乗っ取ればいいのに。AAPL時価総額275兆円、日本人の個人金融資産は2000兆円くらいだそうだから、その1割でAAPLを買えば良い。そして日本向けのサービスを優先してもらおう。工場もついでに日本に持ってこよう。

話を戻して、これだけ煽り書いてきて何だが、APPLが今後どうなるかは当然分からないから買っても投資が成功する保証はない。だが超富裕層を目指す我が家は、もはやAAPLを含む上記の「 A A A 」3社など巨大IT株と実質、一蓮托生になっている。マグロ同様泳ぎを止められない。勢いがついた列車だ。いつか「踊るアホウ」も痛い目を見て脱線するのだろうか。誤解を恐れずに言えば、充分有り得るだろう。だが不動産と違い借金で買ってないから、脱線しても財産がなくなるだけだ。そう考えると、「脱線」というより「大減速して停車」程度か。


偉そうな事を書いてしまった。許してくれ。だが、ここで恥を忍んで言うが、俺も正直、AAPLのここまでの躍進は予想していなかった。大体俺はノーパソはThinkPadだし、その前はDellのXPS13、その前はHPだ。スマホもしばらくiPhoneでは無い。つまり俺はAAPL愛好家だが、Apple愛好家とは言えない。そして投資の世界では、現在AAPL愛好家が圧倒的勝者だ。

疑り深い俺はAAPLが何か出してくるたびに「こんなモノ売れるわけ無いだろう」とか「こんなのはもう他がやっている」「買うのはApple好きだけだろう」とか否定的だったが、AAPLはそれをことごとくつがえした。だが今でも疑心暗鬼だ。常時「なぜこんなモノがこんなに多くのユーザーに受け入れられるのか?」と考えてしまう。だが実はここに、AAPLの強さがあると思う。次回の投稿で書く。

繰り返すが、筆者はAAPLを保有しているので、この投稿はそれを考慮に入れて、読んでくれ。

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