凡人 (求職中) の素人視点なので、真に受けず、疑って読んでくれ。
今回はブラウザについてだ。
レノボのUbuntuをインストールすると、FirefoxとChromiumが入る。俺は後述の理由で普段はFirefoxとGoogle Chrome(Chromiumでなく、Google Chrome)を両方使う。
Firefoxは良いとして、何故Chromiumなのか?このThinkPadではタッチパネルでブラウジング中はFirefoxは向いていない。なぜなら、簡単なタッチパネル操作(スクロールや拡大縮小)が、俺が試した限りでは少なくともそのままの状態では対応していない。一方Chromiumはそれらの操作が(一応)できる。そしてレノボとしてはLinux文化を尊重したのか、とにかく状況を考慮してGoogle ChromeでなくChromiumを導入した(と思われる)。
だが、Chromiumは少し前のGoogleによる商売上の理由(Google Chromeの利用を促すため?)でGoogleアカウントと同期できなくなった。そこで、机の上では、Chromium使用をやめてGoogle Chromeにし、一応同期を使わない環境管理の容易さも必要かとFirefoxも併せて使い始めた。同じ事をChromiumでやる手もあるが、少し手間が煩わしい。
熟考の結果、Googleアカウントの同期、タッチパネル操作両方使うためGoogle Chromeを導入。あと、俺にはギリ許容範囲だし自身の環境の問題かわからないが、Google MapがFirefoxだと表示が遅い。ChromiumとGoogle Chromeの違いについては、各自興味があれが調べてくれ。Operaも基本タッチ操作ができるようだが、あまり使い慣れていないので使用しない。
タッチ操作対応といっても、最適化されているわけではないので不都合はある。ほぼ全てが「キーボードとマウスの使用」を前提としたブラウザの実装による不便だ。
例えば、タブレットモードではキーボードが使えないのでテキスト入力が必要な場合を自動的に検出し、スクリーンにキーボードを表示することになる。ある程度は徹底されているが、当然純粋なタブレット程には「統合一体化」されていない。日本語モード切り替えの必要もある。ボタンやメニュー等のクリックする要素もマウスカーソル対象に最適化されており指には小さすぎる場合も多い。また、ページの前に戻ったり、先に進む?場合はタッチ操作だと横にページをスワイプするが、入力機器前提のブラウザでは割り当てられたキー操作、乃至小さい「戻る」「進む」ボタンを押すことになる。その他色々不便はある。
タブレット的使用の一般的な良い点もある。椅子に座ってキーとマウスと作業を続けるのは体にも良くないし第一疲れるので、ThinkPadでソファーに座ったり狭い食卓上に「Λ」型に置いて食べながら動画を見たりできる形態変化機能は一応使える範囲だ。ブラウザを使用しない電子書籍アプリもそうだが、長い文章を読む際は気楽な姿勢で読める(選択肢がある)のは重要だ。そんな場合も、最低スクロールや拡大縮小くらいは指で慣れた操作でやりたいからGoogle Chromeになる。
ThinkPad関連の投稿はアクセスが極端に少ないが、「ThinkPad Yoga」のGNU/Linux、Ubuntuの使用感のレポートはネットでも少ない。信念を持って根気良く続ける。どうだろうか。