最近の「猛暑」から、「環境」を「投資」にこじつけられるか

2023-07-22 投稿

屁理屈

「猛暑」を「投資」に結び付けられるかについて考える。

一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。


今更であるが、世界中で猛暑となっている。従って「地球環境」関連の報道や投稿も多い。万事無関心な俺も、暑さが気になると「人並み?」に「環境問題」を真面目に考える事もあるが、それはどうでもよい。

そもそもそのような稚拙な考えを公開すると、ロクな事がない。気軽に囀ったりして、ヘタを打つと極端な意見を持つ勢力に絡まれてしまうかもしれない。両方の過激勢力が「極端な行動」に出るから、注意が必要だ。

さて、温暖化を始めとする環境関連の各議論は是非はともかく、人心に大きく影響を与え、従って政府や企業の活動に関わってくる。よって超富裕層を目指す一般投資家としてどのように対処するか、考えるのも意義があるだろう。

まず、暑いからビール消費が増えるとか、冷房需要とか、直接の関連は重視しない。影響は季節的、そしてわかり易いので既におり込み済みと考える。

それらを除外した「原則として猛暑などに対応する環境活動」を対象とすると、「経済合理性」より「環境合理性」を優先するから費用が嵩むはずだ。環境にもよくて尚且つ従来より低価格という理想的な事業もあるかもしれないが、もしそうならどこかが既に上手くやっているはずだから、今のところは基本、机上の空論と考える。

その追加費用は誰が拠出するかというと、納税者がそれを負担し環境事業を担う企業の収益となるか、あるいは消費者が直接、価格より環境で選んだ商品やサービスを購入し、その企業の売上となる。

従って極端にいうと、巨額のお金が、環境活動を通じて営利活動している企業に動く。

という事は、可能ならば、投資家としてはそのような企業の株を買って直接間接的に費やした環境支出を回収する機会に成り得る。

だがどの企業が恩恵を受けるのか、「事前予測」が難しい。太陽光関連とか、蓄電材料とか、分かり易い会社は既に値が上がっていると思われる。しかもそういう会社も将来、本当に受益「社」となるかわからない。「ピンポイントで充分な収益を出す企業だけを当てる」のはほぼ不可能だ。

だから「環境関連で儲ける」に関しては、少なくとも俺のようなケチな個人投資家レベルでは、

「他を出し抜いて(そんな会社があるのか知らないが)”まだ知られていない環境の会社”の株を、安いウチに沢山仕入れる」

みたいな神業では無理だ。仮にいくつか分かったとしても、時価が安いのかどうなのか、未来の技術みたいのを評価しないといけないから、大変判断が難しい。

では俺自身としてはどうすれば良いのか。もちろん絶妙で巧妙な天才的手法対策は無いが、現実的対策はあるか。

まず考えられるのは、絞れないので代わりに全世界インデックスみたいな全体を買う事だ。環境で今後一層金が動きそうだが、全体をカバーしていればどこかがそのお金の行き先になる。それ以外に嵩んだ費用の行き先があるだろうか。俺には思いつかない。

何しろ安定しているし、環境ウンヌン無くても普通に皆んなやっている(と言われている)投資だから一応合理性がある。


もう1つは、「環境で絞らない」のは同様だが、「それ故に対象を広くとる」代わりに、他の普通の?理由で集中投資している企業を買い増す事だ。今まですでに自分の資産の大きな割合を占めている、一蓮托生企業のポジションを増やす。

根拠としては弱くて少々こじつけ気味だが、環境支出が膨大にあるとすれば財政出動とか公共投資みたいなモノとも言えるから、経済活動の余波にいずれその会社もあずかるだろうという予測だ。

それより個人的に避けたいのは、環境のためとして追加で色々お金を払うハメになるだけで、見返りは(保証のない)より良い地球環境だけになってしまう状況だ。

それだったら資金があれば投資して、仮に「環境景気」みたいな波が小さくても大きくても来たとして、多少は「投資先企業の収益」としても見返りを確保する方が良い。個別の会社ではリターンは少ないかもしれないが、現金で維持よりは「可能性」があると考える。

そして上記の対策は、言い換えると「今までの投資を普通に続ける」事に他ならない。つまり一番大切なのは「猛暑とか気候変動とか」で自分の地道な投資方針を曲げないことだと判明した。どうだろうか。

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