心の超富裕層を目指している俺の労働意欲:××の魔力

2021-05-15 投稿

労働

求職中の俺が労働について考える。

真に受けずに疑って読んでくれ。


まず無職への過程を簡単に記す。

働いていたが、引っ越す事になり、そこにその会社の事務所がなくて辞めて、その後仕事が見つかっていない。就職をまだ諦めてはいない。

人材を求める企業よ、俺を雇いませんか?あるビジネス系SNSに職歴上げてるので、俺を探してくれ。ヒントは無い。

さて、労働については、様々な考えがある。

家事や育児、自分が食うものだけを作る農作業、机の上を整頓、街のゴミ拾い、全部労働だよな。そういうのに否定的な人はあまりいない。

賛否?あるのは雇われる場合だ。

時間を削って、人間関係も煩わしいし、通勤も苦痛だし、何よりやりたくない仕事をやらされる場合が多いのが雇用労働。

みんな、誰にも指図されずやりたい事をやりたい時にやりたい。

すぐにそこに辿り着ける人はごく一部だ。すると、その「究極目標」に至るまでの過程をどう考えるかだ。まぁ先立つのは金だ。

新卒にとっては雇用労働はそのための効率良い手段の一つだ。どうせこの手段を使うなら、効率良く使うよう考えるべきで、頭から否定は「究極目標」から遠ざかってしまう。

なぜ「新卒にとって効率が良い」のか?

大学では、一部の専門分野を除き「社会で食うための技能」を教えず、学生は丸裸で社会に出される。

よって新卒は、技能教育される。そしてそれは使える技能でないと、組織が立ち行かない。だから新卒は、就職後に給料を貰いながら、有効な技能を身に付けるのに組織を利用できる。その技能はいずれ高く他社が買ってくれるかもしれない。労働市場を利用できる。

知恵を絞って、効率よく、自分に都合よく、このシステムに乗れれば雇用労働もペイする場合も多いと思う。歳を取ると教育してもらい難くなるので、若くてシステムを使えるうちにうまく利用できれば良い。

自分のプランがしっかりあるのならまだしも、そうじゃないのに、最初から「労働はバカらしい、俺は人に雇われたくない」などと嫌悪してシステムから外れるのは結局、究極の目標から遠ざかる可能性もある。

もちろん放置する酷い会社もある。もし、そこしか入れないのなら、効率が悪いので就職しないで、職人を目指すとか、手に職つけられる学校に入り直すとか、改めて他を考える。

つまり、そういうキャリアプラン(技能習得→目標金額を得る)の人は、会社選びには知名度とか、売上とか、好きな製品造っているとか、もしかしたらやりがいとかさえも重要でなく、技能教育システムが最重要かもしれない。

あと、これは技能に関係ないけど、パートナーを見つけるチャンスが増える。パートナーに関してはいかに大事か、以前の記事で書いた。

成功のためには、信頼できる人が必要な理由

調布 有子(ちょうふ ゆうこ)さんの紹介、信頼できる人の大切さ

職場というのは、特に若いうちは、効率の良い出会いの場所であることは、事実だろう。使えるうちに使うのが良い。


さて、ここまでが前段だ。

「卒労働」でもいいはずの俺が、なぜ労働意欲あって、求職中なのだろうか?

これは説明が難しい、俺が「技能の魔力」と呼んでいるものの影響だ。超短編小説のあらすじ的に説明する。

技能人として庭師がいる。修行して技術を身につけ、ある程度稼いだ。引退してもう誰の指図も受けない。自分の庭で好きな時に自分がやりたい庭師作業をやる。

しかしある時、「巨大庭園を作るのに庭師100人募集」という広告を見てしまう。

すると、組織のストレスが分かっていても、巨大庭園など興味が無くても、せっかく得た刀が錆びつくのが忍びないのか、1人で誰にも見られない庭を作っても虚しいのか、1人ではできない作品を、組織を利用して、自分も参加して完成させるとどうなるのか、と思うのか、理由はわからないが、不思議と技能を使ってムラムラとそれを作りたくなってくる。悩んだ挙げ句、応募してしまう…

俺は庭師では無い。俺の「技能」は大したものでは無いが、それを使って、1人では作れないものに対して、本当に作りたいものでなくても、「それ作るのに技能が使えるな…」と思ってしまうのだ。「こんなもの誰が喜ぶんだ」という否定より、「自分の技能を使いたい」が勝ってくるのだ。果たせないかもしれないが、だから求職中なのだ。「経済的な余裕」さえも越えてくる、恐ろしい技能の魔力だ。

管理人

自分の写真
調布 有

ブログ コミュニティ

PVアクセスランキング にほんブログ村

ラベル

IT (28) MLB (13) その他 (59) 安全管理 (22) 格差 (19) 株式以外 (7) 時事 (26) 情報リテラシー (34) 生活 (29) 超富裕層 (42) 痛い主張 (14) 投資 (53) 米国 (34) 労働 (14) 屁理屈 (14)

ブログ アーカイブ

QooQ