
外国為替証拠金取引を考える。
外貨投資について何も知らない素人の超富裕層を目指す一凡人個人の視点として真に受けずに疑って読んでくれ。
本日は、外国為替証拠金取引を取り上げる。いわゆる外貨投資、FXともいう。
以前、株式投資以外の投資対象として、超富裕層を目指す俺から見た不動産投資を考えた。
様々なリスク・リターンをどう考えるのか?超富裕層を目指すためには面倒が多い、直接不動産投資を取り上げる。
不動産は少しは経験があったが、今回は俺自身がほとんど「直接投資」の経験のない「外国為替証拠金取引」投資(以下「通貨」投資)を考える。
通貨といえば、以前取り上げた「暗号資産」は別名「仮想通貨」だ。
今更だが、暗号資産を考える。 暗号資産について何も知らない、投資素人の一視点として読んでくれ。
外国の通貨は「現実通貨」で「仮想」ではないし、食料や鉱物資源等を購入・輸入するには、日本国で考えれば「円建て」ではなく殆どの場合で外貨で購入が必要、つまり輸出入に使える通貨は、堅実な需要があるのでまだ解り易いし、発行元が国家という事で、発行国によるが、一応それなりに信用もあるし、自分も長年居住地の通貨を生活で使っているので、「仮想通貨」で見たような「難解さ」は、現実の通貨では仮に「心配無し」としよう。
それでは、超富裕層を目指すため、俺は通貨に投資すべきか?結論から言うと、俺としては、少なくとも今は、必要無いと思っている。今後も、断言できないが、必要なさそうだ。大きな理由が4つある。
まず第一に、通貨というのは超長期投資に向いていない。なぜなら、俺の理解だと、通貨は要は現金だ。銀行に入れておけば利息がつくという考えもあるが、その保証は無いし利率も変動する。だとすれば、とにかく現金を超長期間ただ持っているだけというのは、非合理的だ。
そして第二に、物価の上昇に対して株式や不動産等の「実物資産」に比べて、相対的に無力だ。もちろんその逆の状況では、持っているだけで得することになるが、長期で見て、歴史的には通貨の価値は下がる(物価が上昇する)傾向にある。
また第三に、通貨というのは、政治上、経済運営上の理由で、それなりに安定させる力が働くと考えられる。実際、円とドルでは相対的にそんな大きい変化はしばらくない。株は業績さえ良ければ、長期間に渡り大きく、どんどん上昇する可能性がある。素人考えだが、変化が少ないと儲からないので、投機的要素のために証拠金とかややこしい取引になるわけだ。
第四として、例えば米国市場に上場している米国株というのは、㌦建てで取引されているわけだから、直接NYSEとかNASDAQの銘柄に直接投資すれば㌦建ての株式資産やETFを持つことになり、円安㌦高に対しての資産の抵抗力をつけることができる。だから、その限りにおいては少なくとも、㌦円変動の心配は、相対的に少なくなる。
また、細かい点だが、外貨の取引というのは俺が知っている限り、変換に手数料がかかり、大きな取引になると馬鹿にならない。大口の顧客は違うのかもしれないが、避けたくなる理由になりうる要素だ。
こうしてみると俺には外貨投資の利点があまりよくわからないが、多分何か見落としているような要素があるんだろう。例えば取引きが一日中できるとか…?
もちろん、外貨投資で大金持ちも、投機で大資産家もたくさんいるだろう。ただ、超富裕層を目指す俺の「超長期保有で資産成長を継続」方針には向いていない。どうだろうか。