超富裕層に儲け話は来るか

2021-05-26 投稿

投資

「金持ちだけに回ってくる儲け話」を考える。

真に受けずに疑って読んでくれ。


唐突だが、君は「儲け話」を持ちかけられた事はあるだろうか。

儲け話というのは色々だが、表題の様な話というのはどんなものか?

俺が思うにみんなが想像するのは:

「〜に高速が通るらしいから用地買収している。一枚噛まないか?」
「〜の株が上がるらしいから、買わないか?」
「〜の分野がこれから来るので会社を立ち上げる。出資しないか?」
「〜が今後不足するらしい。今のうちに買い占めて置くために、資金を出さないか?」

こんな感じじゃないか。

いやーどれもこれも物凄い怪しげだ。そして違法の匂いがある。仮に違法じゃないにしても、非常に胡散臭い。超富裕層かどうか関係なく、こんな誘いに「安易に」のる人は少ないだろう。そもそも金を出すんだから、危険がすでにある。「確実」に儲けられるか、不安がある。

だが、高速道路とか空港とか、公共事業絡みだと、例えば何もない山地に価値が急に産まれるみたいなのは今までも実際あったわけだし、今後無いとはいえない。そういうのは、何というかやりやすい?儲け話だし、ほぼゼロから富を生み出す可能性があるから、政治家とかゼネコンとか、そういう連中が何かしらやっているかもしれない。依然として違法の感じもするが…そしてそういうのが超金持ちにもくるのかもしれない。わからない。

さて、「超富裕層対象」にこういうのも含め、儲け話は来るのだろうか?

そんなのは普通に考えると、(確証はないけど)殆ど来ない筈だ。

なぜなら、そもそも資産家の方々は、資産額を吹聴して回っているわけでは無いから、普通は周囲が「誰彼が超富裕層だ」と知っているわけではない。金融機関とかは情報があるだろうが、そんな危険な勧誘はして来ず、自らが儲ける勧誘をしてくる(口座を開けとか、カード作れとか、預金しろとか)。

あと、もしこういう儲け話があるとしても、超富裕層に来るというより、知り合いとか世話になった人とかに来る方があり得るかもしれない。なぜなら、その方が「恩を売る」効果が高いかもしれないからだ。つまり、顔が広ければ誰にでも可能性あるかもしれない。金持ちはすでに金があるから話に乗ってこないかもという推測も働く。

超富裕層でいえば、儲けられそうだとしても、違法行為に手を出すほどは困っていないから、まず合法的かを注意するだろう。でも、大体、「合法的に」、「ほぼ確実に」儲かるような場合ってどれくらいあるだろうか?

合法だとしても、結局よく考えると、普通はそれなりの危険度が伴うんじゃないだろうか。それはもう「普通の」ビジネスだ。「金持ちだけに回ってくる(それなりのリスクが伴う)商売の話」はあるだろうが、「金持ちだけに回ってくるボロ儲け(濡れ手で粟)話」は、ほぼ都市伝説だと思う。つまり、金持ちや富裕層に来るのは、優遇されているからというより、金を持っているから、多額の賭け金を出してくれる可能性があるからだと推測する。

例えば、誰かが儲けられそうな素晴らしいビジネスを思いついて、それには資金が必要だとして、誰に頼みに行くだろうか。お金をあまり持っていない人には頼まない。資産家とか富裕層に真っ先に行くだろう。そういう意味では儲け話が来る。でもそれは濡れ手で粟だから富裕層に来るわけでなく、たくさん金を出してくれそうだから来るわけだ。リスクが低いかどうかは当然保証がない。つまり、美味しい儲け話が「超富裕層」に来るとは限らない。

しかし、もっと桁が上の、超々富裕層のところには何か来るのかもしれない。俺も資産を増やして、もし話が来たら、このブログで公開する。どうだろうか。

管理人

自分の写真
調布 有

ブログ コミュニティ

PVアクセスランキング にほんブログ村

ラベル

IT (28) MLB (13) その他 (59) 安全管理 (23) 格差 (19) 株式以外 (7) 時事 (26) 情報リテラシー (34) 生活 (29) 超富裕層 (42) 痛い主張 (14) 投資 (53) 米国 (34) 労働 (14) 屁理屈 (14)

ブログ アーカイブ

QooQ