人任せの運用(金融系のスパム、浅知恵)を避ける方法について考える。
何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
世の中には、経済関係のゴタクを並べる、株式評論家とか、証券会社のアナリストとか、学者とか、そういうのが多い。メディアによく出てくる。
俺はそういう類いは一切信用しない。信用しないというかそもそも読んだりしないようにしている。不覚にも見たり読んだりてしまっても、無視する。少しでもインプットがあると無意識に影響されるかもしれないから、なるべく即座にそういう記事は閉じる。スパムと同じ扱いだ。というかそういう情報はスパムそのものだ。唯一読むべきは根拠となる計算や統計のみに注視している(ゴタクを挟まない)ものだ。それ以外は読む価値がない。
なぜなら、まず、根拠が無いものは、それを書いている人のただの感想のようなものに過ぎない。他人の感想は非科学的な様々なものに影響されている。そんなものを読んでいる場合では無い。
また、彼ら彼女らは有形無形の利害関係者で、自身の損得が判断や発言に影響している可能性がある。無料、有料、情報料は関係ない。そもそも、ゴタク人間は自分の投資成績を公開するでもなく、実績が不明なのにエラそうにしている。信用ならない。
そして、細かい点だが、彼らの多くは必須であるはずの、経済学とか数学の素養が不明だ。理系はごく少数だし、経済学部ならまだしもそうじゃない専門だった人も多い。
ではどうするか?自分以外の視点が必要なら、自分で数字を分析すれば良い。分析結果、数字自体が別視点、客観的なアドバイスだ。根拠あるゴタクも数字が結局その大元なのだ。投資をしている人で数字の分析をしたがらない人はあまりいないだろう。だからできる範囲で自分でやればよいのだ。
同様の論拠で、巷の(メディアなどに出る有名人?ではない)資産運用を生業にしている方々も基本、信用しない。大切な資産の運用を裏付けの無い人任せにするのは愚の骨頂だ。そもそも、そんな人達より優秀で筋金入りの金融専門家が開発した、定義のはっきりした(つまり人間の愚かなさじ加減の入りにくい)、全体インデックス系商品が多くあるのだ。なぜ、そこにあえて街の証券会社の運用者や自称金融アドバイザーを挟むのか。意味がない。あるいは、インデックスでなくても、任せるならば、著名で世界的に投資の神様と長年言われているような人にでも託したほうが良いだろう。
別の見方をすれば、全体インデックスは、その点が優れている。長年の安定した成績より、俺にとってはこちらの方が大きい利点だ。すなわち、全体インデックス系は金融関係者、運用者、アドバイザー等々からのスパム、浅知恵、自分の浅知恵さえも避けることができるのだ。
無論、物事は表裏一体。裏もある。そのひとつは、全体で均されるから、成長度が比較的緩やかで、資産を増やすのに時間がかかる。俺は成長重視、集中投資型なのでインデックスや全体型の割合は低い。しかし投資先としては、非常に優秀だ。安定した実績と安定感に加え、上記の通り浅知恵を避ける際の簡便な拠り所となるからだ。
まとめると:
メディアでの偉そうな経済ゴタク、投資のアドバイスは一切、聞く必要はない。情報は自分の手と頭で得る。全体インデックスの良い点の一つは、そういう自称専門家の浅知恵を避けられる事。
言うまでもなく、俺も様々な銘柄に投資しており、株式の利害関係者だ。この文章自体も経済評論、ゴタクといえる。そしてポジショントークかもしれない。読み方は君次第だ。どうだろうか。