読書について考える。何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
唐突だが、ブログというのは、普通は投稿頻度が高い程、題材探しが面倒だ。
そこで凡人はどうするかと想像すると、ある程度システマティックに内容を構成できる、「型」の様なモノに依存するのが一案だ。例えば、かわいいパートナー犬の普通の日常の写真と短文を投稿するとか、投資なら毎日の市況を分析するとかだ。その中の一つに、読んだ本を紹介するというのもある。読むのはそれなりに労力がいるが、感想を書けば良いので楽は楽だ。
そこで俺も考えてみたが、ケチな投資家の俺の読む本に需要があるかは別として、関連してそもそも低俗指摘したい事があったので本日はそれを題材とする。ちなみに俺は、「文芸・実用書・ビジネス書・小論文・随筆」的なものを対象とすると、長い間それらを読んでいない。字を読むのは専らネット情報だ。従って読書感想はローテーションの穴でも使いにくいだろう。そしてここまでの蓄財に役立った書籍など皆無だ。すなわち、読書は俺程度の資産形成の必要条件ではない。
さて、自己紹介とかに、「読書」と書くだけでなく、嗜好というか、今までで良かった書籍の詳細を書いている人がいる。と書いていたら自分が心配になったが、俺はプロフでは漫画が趣味にあるが読書とは書いていなかった。
世界的有名人とか、どうしても知りたいと頼まれていそうな人々はまだ良いとして、一般人とかローカル著名人が紹介している愛読書的なコメントは、俺は一切信じない。もちろん信じるか信じないかは各自の自由だ。だが俺は信じない。それはほぼ脚色しているに違いないと思っているからだ。同様の論旨を音楽でも紹介した。
音楽について考える
俺自身が愛読書を聞かれた事は無いが、あったとしても、答えに窮する。色々考えて、無難なものを答えるだろう。大体、愛読書とは何か?も曖昧だ。でも仮に今までで一番繰り返し読んだ本は何か?と聞かれたとする。愛読書の定義としては良いのではないだろうか。すると俺の場合はおそらく何かの漫画になる。というか、日本人の多くは漫画が一番読んだ書籍なのではないか?あるいは、真面目に勉強していたら、教科書や参考書かもしれない。好きで読むのとは違うが、回数は稼いでいそうだ。回数で言えばもしかしたら辞書もある。信仰深い人は、仏典とか聖書とかになるかもしれない。でも、愛読書「仏典」とか、「ナントカ学入門」とか、「コボちゃん」とか、「国語辞典」とか、見たことがない。皆はあるだろうか。何らかの専門家ならあり得るが…
もちろん、愛読書の定義は読書回数とは限らない。すると愛読書を紹介する人々は何か他の基準で選択する。読書回数でないとしたら、何が基準だろうか。究極「どう見られるかを意識して選ぶ」のが合理的低俗推理ではないか?例えば自称投資家であればバフェットの本が良さそうだ。トランプの著書が本当は好きでも、体面を気にして愛読書には挙げにくい。あるいは犯罪者とか社会的に忌避されている人の著書も上げにくい。思想を疑われる恐れもある。結局適当な文芸書とかにするだろう。
すなわち、愛読書などという物は当たり障りのない書籍を上げているだけで、ほぼ意味が無いのだ。俺は愛読書に挙げられる様な本は逆に内容の薄い駄本、無難本として忌避している。俺をおかしいと思うかもしれない。でもその辺の著名人とか、ブロガーとか、読んだ本を紹介していれば見てみてくれ。ぜひ読みたいと思ったか?どっちかといえば毒にも薬にもならない様な無難本が多いだろう。
たまには良書を挙げてくれる人もいるかも知れないが、その偶然の確率に頼るより、自分の読む本くらいは、脚色された愛読書みないな曖昧情報に影響されずに選びたいものだ。時間がかかるが有意義になり得る。しかし俺も偉そうに言っているが徹底できていないので、自戒を込めて今回も投稿している。どうだろうか。