髭剃について考える。何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
突然だが、髭剃について皆はどのような哲学?だろうか。
特にこだわりのない人が大多数かもしれないが、ヒゲの濃い人、伸ばして整えている人、剃るにしても肌が弱い人、すぐ伸びてくるので1日2回髭を剃らなくてはいけない人、電気機器が好きな人、T型カミソリを愛用している人、とにかく様々な事情があるだろうから、「哲学」は言い過ぎだが、何でも剃れれば良いというより、何かしら自分の好みとか考えはあるだろう。
超富裕層を目指す筈の求職中の俺も、ご多分に漏れず、毎日髭を剃っている。そして、自慢になってしまうが、髭剃器具に相当投資している。米国G社、欧州B社、日本のP社、その他の新興勢力の製品等々を頻繁に調査し、試したり、買い替えたり、また昔のに戻ったりしている。器具に加えて消耗品も様々試してきた。自分のことながら、髭剃に異常に取り憑かれているといっても良い。
肌が弱いから刺激が強すぎないモノが必要とか、より深剃りで気持ちいいとかもあるが、最大の理由は時間的に効率よく処理したい。なにせ毎日、最低一度、時々二度、ある事だからそれなりに時間がかかる。人に会うことが多い訳では無いが、会った時に剃り残しがあると多少恥ずかしい。
今は時間に余裕があるので良いが、それでも毎日やっていると、何故こんなことをやるのか、毎日やる必要があるのか、1回5分10分だけでも、来る日も来る日も延々とやっていると面倒になってくる。そもそも髭剃とは合理的なのだろうか。複雑なので無精髭とか口髭だけとか中間は考えず、伸ばしっぱなしで何もしない場合を考えて、どのような弊害があるのか。
俺の偏った意見かもしれないが、多くの日本人にとって、伸ばしっぱなしは損が多い。
まず、日本人は伸ばしても中途半端な毛量になりやすく、従って立派な髭面になり難い。平たく言うと似合わない人が多い。当然、似合う人もいるが、少なくとも俺には髭面が全然に似合わない。
そして、2、3日放置した無精髭程度?ならまだしも、10センチ20センチ伸ばすと、よく手入れしていないと不潔感が出る。すなわち不評を買う。
また、実際に不潔になりやすい。
夏は暑い(他人から見ても暑苦しい)が、冬にそれほど暖かいわけではない。というか殆ど防寒に関しては意味がない。また、長ければ長いほど、濃ければ濃いほど、目立つから変わった人に見られそうというのもあるだろう。目立つのが好きなら良いが、俺を含めたそうでない人にとっては苦痛の原因となる。
つまり、髭剃をしなくても良いが、なかなか大きい代償?を払う事になる。だから、日本人は普通、大体毎日髭剃する事になる。そして神経質な超富裕層を目指す筈の俺のような人間は、中途半端に剃ると却って剃り残しが気になってしまうというのもあるし、悩まされて取り憑かれてしまうのだ。
しかしよく考えてみると、毎日やるとしても別に「取り憑かれる」必然性は無い。毎日適当にやっとけばよいのだ。問題は、細かい結果に拘る俺の性格にあるようだ。細かいことを気にし過ぎると、損をしてしまう好例だ。それは分かっているが、剃り残しに気が付くと、気になってしょうがないし、カミソリ負けは1日気分が悪い。どうにかならないものか。どこか革新的な新製品を出して欲しい。1つは理容室でプロに毎日やってもらうというのがあるが、今のところ費用の面でも面倒くささを考えても現実的ではない。だからいよいよとなったら、永久脱毛するのも選択肢だ。最近はそれ程敷居の高い選択ではないらしい。どうだろうか。どうでも良い。