ノートパソコンについて考える。
何の専門家でも無い、凡人 (求職中) の素人視点なので、真に受けず、疑って読んでくれ。
このご時世、スマホですべてネット利用を済ましてしまう人も多いかもしれないが、一応、まだパソコンも一般的に利用価値があるだろう。そして、小型で携帯もできるノーパソはそれなりの需要があるだろう。オサレなキャフェで自慢気に開くための需要や、仕事してます風の雰囲気を出す必要がある場合の小道具としての需要あるかもしれない。
以前の投稿でも書いたが、ノーパソの問題の一つは一度不具合が起きると自分では中々対処が難しい事だ。そして、小型と堅牢性は両立し難いので、ノーパソは比較的早期に壊れたり、修理が面倒な不具合が起こりやすい。だから何年かに一度は買い換える事になるが、本日はこれを題材とする。
結論を先に書くと、凡人投資家的思考では、決まった期間、大体1年、長くても2年経ったら定期的に買い替えを考え始めるのが合理的だ。
使用に支障がでるまで使いたいとか、新しい必要な機能が出たらとか、安売りとか、等々で臨機応変に買い換えれば良いという意見もあるだろう。しかし、ノーパソは比較的短期間、例えば1年で次の購入を考え始めるのが良いのだ。4つ理由がある。
まず、正常動作中であれば、SSD(Secure State Drive、半導体メモリをディスクの様に使用できるようにしたドライブ機器)などの補助記憶装置をまっさらにできる。これが一番重要だ。ノーパソのどこかに、特にマザーボードに何か問題があれば、不可能かもしれない。するとデータ保護、安全上の懸念が発生する。普通にノーパソを使用していれば、どれだけ気をつけても、何かしら外にだすべきでないデータがあるものだ。処理するには専門業者に頼むとか、物理的に破壊するとか、余計な面倒が生じる。取り外しが極端に難しいSSDもあり、それだけ捨てるのも一苦労。動作中に買い換えの一環としてデータ消去ができるのは非常に合理的だ。
そして、メーカーの下取り制度を「効率よく」使える可能性が高い。ノーパソはいつまで問題なく動作するかは当然わからないが、経験から少なくとも2年位は整備の心配なく使えた事が多かった。だから仮に高確率で1年は問題無いとして、その期間くらいで買い換えるとすれば、ほぼ問題がない(動作の問題がなく、外部に物理的な瑕疵も無い)うちに、常に下取り制度利用可能という事になる。面倒なネットオークションとかやらなくても、身の回りで有効に再利用してくれそうな知り合いを探さずとも、自動的にいくらかの金額にはなるし、面倒な電気機器の破棄作業に悩まされない。
また、1年間は製造会社、乃至販売会社の保証期間内である事が多いので、その期間内だけの保有であれば万一不具合が出ても修理可能、そして無償修理の可能性が高い。逆に言うとそれ以降は手続きにしても費用にしても面倒になる。期間外だと、修理してくれるにしても、例えば自分で配送を手配して修理センターに送ってください(保証内だと配送ラベル付きの箱を送ってくれてあとは入れて出すだけ)といった時間と手間がかかってしまう。
最後に、1年2年で買い替えていると、常に最新型に近い性能のモデルを使用できる。あまり違わないかもしれないが、負荷のかかる作業や新規格のWiFi等々でノーパソを効率よく利用できるだろう。
最近のノーパソは数万円から十数万円、1、2年に一度のこれくらいの出費でこれだけの利点があるならば、どんどん買い換えるほうが合理的ではないだろうか。