凡人 (求職中) の素人視点なので、真に受けず、疑って読んでくれ。
第49回衆議院議員総選挙が終わった。
訳知り顔?の評論家・報道各社が戦前色々宣っていたがほぼ全てが酷い外し様だ。各自の政治姿勢による偏り等もあるし、それほど真面目に読むに値しない事がまた証明された。巷では酒の肴にもならず、議席予想というのは、選挙前に耳目を集められるしそれ故金儲けのネタでそれ以上でもそれ以下でも無いが、需要があるからみんなやる。それで良いし自然だ。読み方としてはNPBのシーズン前順位予想程度で良い。つまり意味もそれほど無くて当たったり当たらなかったりというランダム予想程度の精度だ。
先日投稿したように、選挙特番もバラエティ化が進んで、珍妙な番組構成となってしまっている。メディアとか報道機関も事業だから、採算が合う様に選挙を取り扱うのも自然で合理的だ。
今更?だが、第49回 衆議院議員 総選挙が終了した。結果は結果でいいとして、どこのテレビも投票締め切り直後から開票速報番組を放送するのだが、とある放送局の選挙番組では、(多少)無礼な態度をとったとして出演者が取り沙汰されている。俺は観なかったが、どうも小選挙区で落選した議員に対して奇妙?な事を言ったり、捨て台詞を吐いたりしたということだ。他の議員にも、珍妙な発言をして顰蹙を買ったとのことだ。俺は日本と米国の選挙特番しか見たことがないから一概には言えないが、その比較に於いて1つ言えるのは、準国営放送は除いて、民放の話だが、俳優とか、コメディアンとか、司会者までもがいわゆる「タレント」によって構成されるというのは、米国では観たことがない。
予測に話を戻して、もちろん各選挙区の当落を一つ一つ言い当てるのは至難の業というか、接戦の選挙区がたくさんあって、そういうところは天候とか報道で変わったりする可能性があるので、そもそも不可能だ。だから正解率みたいな評価になる。俺の勝手な考えだが、各自8割という高率で当てたとしてもそれ程意味がないと思う。なぜなら残りの2割で全体の大勢が変わる可能性がある。だから、素人の会話ネタ程度の情報重要性しかない。
一応「全体の各政党の趨勢」というのは今後の国会運営に関わるし、全体の数字ということで大体言い当てるのも無理な期待ではないし、多少は誰にでも政策などで影響があるということで重要な指標だ。しかし今回は既知の通りそれも多くの専門家が大外ししてしまった。事前の状況分析というのはとにかくアテにならない。自身の投票行動において、そういう扇動に今後も影響されないようにするのが大切だと改めて実感した。
予測の当てにならなさ?はいいとして、現実の「投票結果」はそういう変な偏りのない、本当の民意、実際のデータなので一応見る価値がある。せっかくの総選挙なので、少し素人目線で感想を述べる。といっても、単純な話だ。
手短に書くと、前回(2017年)と大勢が同じだ。投票率も大差なし、前回投票した人達が皆今回も同じ投票先だったかの様だ。
大雑把に言って、得票数は前回も今回も、小選挙区も比例も、約半分からわずかに少ないくらいが与党、残りが野党。
前回との違いは、小選挙区で統一候補が多くなり、また野党の比例得票の内訳が変わった。しか両方とも大勢を変える程では無く、与党微減で終わったというわけだ。
つまりほとんど何も変わっとらん。言い換えれば、是非は別として、多くの日本人が「当座今のままで良い」と判断した。どうだろうか。