投資家の米国株「得切り」

2021-12-03 投稿

投資

本日の暴落と「得切り」について考える。

一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。


どうでも良い?が、金曜日の米国市場は下がったので、せっかく?だから本日はこれを題材とする。

といっても俺は専門家ではないので、株価下落を分析してもしょうがない。そもそも、全体が落ちているということは個々の問題ではなさそうだから、個々を分析してもあまり意味がなさそうだ。では全体の分析はどうかと言っても因果関係が証明できるわけではないからとても難解だ。株価は最終的に人々の心理によって決まるが、当然人の心の中まで分からない。

正直、この程度は落ちたといっても大したものじゃないから買う気もあまり起きない。一方、長期保有志向の俺にとっては、米国株「得切り」の機会に成り得る。「損切り」では無く、「利確」でも無く、「利益がほしい」訳でもなく、何らかの理由で売却したい含み益のある所有株の整理、それを勝手に「得切り」と呼んでいる。主に「以前は有望と思って興味を持って買ったが、最早注目していない銘柄」が対象となる。下がっていれば昔どこかで損切りしていたはずの株だ。つまり他にもっと良さそうな投資先があるから、そこから資金を引き上げて他に回したいのだ。

一見、難しい問題ではない。単純に整理したければ基本いつでも売れば良いはずだ。しかし投資家の永遠のテーマというか悩みのタネである「税金」がついて回る。すなわち株を売るときは常に売却益に掛かる税金を考慮しなくてはいけない。税法にもよるが、基本、投資家は税制年度の利益総額を出来るだけ把握しておく必要があるからだ。納税額を引き当てておく必要があるのだ。これが俺には結構面倒だ。納税時期に上手く手元に然るべき額の現金を保有しているように調節しなくてはならない。繰り返すが大変面倒だ。他の投資家はどうしているのか知りたい。こういう面倒の為に納税期に慌てて株を売る人も結構いるらしいから、多くの投資家が苦労しているのは事実だと思う。

当然、儲かった以上には取られないので適当に高そうな時にでも売れば良いが、この10年来、贅沢な悩みとはわかっているが最早多くの所有株が高くなりすぎてしまった。いつか売ろう売ろうと思っていても、寝てばっかりいて、起きている間は食べる、野球観戦、ア◯マTV、犬と遊ぶ、散歩する、ボーッと外を眺める、等々で数年間ぐうたら怠けている間にどんどん高くなってしまい、余計売りにくくなっている。恐るべき米国経済の成長力。

また、俺が知らない間に、各社の事情で結構離合集散があり、それによる株式分割とか分社化とか合併とかあって、所有銘柄が増えている。それらがまたそれぞれ、全てがそうではないが、全体の傾向としてはしぶとく事業を継続して、地道に利益を出している。それ故に株価が長い間上昇傾向だ。強靭な米国企業の収益力。

売却前提でない「長期保有」目的の株投資は、銘柄数削減のための整理対象になってしまうと、このように困難な状況になってしまう。投資前によく考えるのがいかに大事か、もはやあまり興味の無い所有株を眺める度に溜息が出て、思い知らされる。力強い米国企業の生命力。

かくして、金曜日のような日は、それら得切り対象銘柄をいつ売るのが合理的か、時期と価格を探る事になる。もしかしたらそれら保有株のいくつかでも暴落していないか?と思ってしまうのだ。売却損益が純収支で計算できるので、期待が持てるのだ。

という事で、怠け者ぐうたら投資家の「得切り事情」だった。多少脚色しているかもしれない。冒頭で書いた通り全て真に受けないでくれ。どうだろうか。

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