とある超々富裕層の大雪での危機管理を推察する

2022-02-10 投稿

超富裕層

大雪と危機管理について考える。

一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。



今更だが、日本の広範囲で大雪になっている。

俺の現在居るところはどうなのか?は書くわけにはいかない。それは特定情報になってしまう。去年の月蝕投稿でも書いたが、安易にネット上に地理的情報を含んだ投稿をするのは、特に写真や動画の様なモノは、考え様だが、俺はより慎重になるのが良いと思う。


さて、超富裕層と大雪となると、中々繋げるのが難しい。大雪地域居住だと、移動は危険だから数日前から準備して天候が回復するまで家にいる余裕がある程度の違いだろう。

ところで、京都に世界的な電動機(モーターともいう)の製造メーカーがある。ここの創業者は経営者としてまだ現役で、猛烈に働くことから、またその傑物ぶり?から有名だ。資産額も超々富裕層なのは確実だし、経営力が素晴らしいのも確実だ。世界中から、依然として注目されている数少ない日本企業の1つだ。

その創業者が、ある記事で面白いことを言っていた。結構最近なので読んだ人もいるかもしれない。その内容は多岐に渡り大変興味深いが、俺が斜め読みした中で一番面白いと思ったのが、移動に関する考えだ。

興味があれば検索して頂きたいが、俺が正しく読解しているとしたら、彼は次のようなことを言っていた。

電車で目的地までとある駅から移動するとする。そこに先にくるのは「各駅停車」そして、後から来る「急行」がある。先に目的地に着くのは急行で、途中駅でその各駅停車とその急行が待ち合わせる。さて、最初どちらに乗るか?ほとんどの人は急行が来るまで待ってそれに乗る。しかし先に来る各駅停車に乗るべきだ。なぜなら何があるかわからないから、少しでも目的地へ近づいておくべきだからだ。

この発想はなかった。何とも凄い考え方だが、世界的経営者ともなると当然凡人とは違うから、ある意味常識を超越した一面が出ていると言える。

あえて屁理屈を言えば、急行は最初の駅では乗れるのに、待ち合わせ駅では満員で乗車出来ない可能性とか、不測の事態が起きたとして、電車内にいると高架の上とかトンネル内にいるかもしれないから、なるべく電車内にいる時間を短縮するため、最初の駅にいて急行を待っている方がそのような事態時に他の方法をよりとり易い可能性とか、混雑度や路線地形までも危機管理しなくてはいけない。それは現実的には無理がある。だが、もし平坦な市街地の地上を通る路線で混雑も無いと見込めれば、彼の言う通りかもしれない。

とにかくそういう危機管理思想なのだ。

ここで俺は低俗推測してしまう。

今回の大雪は数日前から、日にち、地域、積雪量が相当正確に予測されていた。繰り返し注意を呼びかけていた。という事は、上記「各駅対急行」の構図以上に不測の事態の可能性が高い。即ち、目的地に辿り着けない可能性も高まる。

事実、JR北を始め、多くの鉄道路線が運休や減便、運転見合わせなどを繰り返している。2m積雪があっても電車を動かせという圧力も考えものだが、安全第一であるから旅客業務を停止するのはやむを得ない。

上記モーター会社は世界中、日本中に営業所や工場があるが、本社のある京都でも大雪となっている。ここで社員が「創業者の移動の哲学」を応用すると、大雪の前日など、明日の出社の「雲行き」ならぬ「雪行き」が怪しいとなれば、少しでも目的地に近づいておくべきだ、となる。だって本当に何が起きるかわからない。目的地であるオフィスや商談先に何としても辿り着くには、家でゆっくり寝てるわけにはいかなく無い?果たしてかの会社の従業員達は今回の大雪でどうしたのか、興味がある。

究極、会社の横にあるホテルで寝るとか、いっそ会社に泊まるとか、商談先に24時間位前乗りしておくとか、危機管理的にはそうなってもおかしくない。だって実際出社や通学できない人が、ここ何日も、大勢、日本中にいるのだ。

一体、そこまでやるべきなのか?俺にはわからない。しかし、大雪と超富裕層であるこの創業者の記事から、このような事を考えてしまった。どうだろうか。

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