オリンピックについて考える。
今更だが、冬季オリンピックが開催中だ。
外交問題等々あり、始まる前は参加すべきか、観るべきか、盛り上がるか、結構賛否あったと思うが、始まってみれば連日、少なくともメディアの報道は加熱してきている。という事は視聴者・読者等の需要も多いという事だ。すごく盛り上がっているのかは判断が難しいが、少なくとも「果たして盛り上がるか」というのは杞憂だった。先進国だけかも知れないが、世界の人はオリンピックにまだまだ興味がある。
ところで、著名な超富裕層は、オリンピックを観戦するのだろうか。彼ら彼女らは普段、多忙なせいもあり普通のテレビ番組はあまり視聴しなそうだが、一種の特別番組であるオリンピックはどうだろうか。
バフェットは卓球を嗜むのはよく知られている。まぁファンサービスと言うか、パフォーマンスというか、やると喜ぶ人が多いからという一面もあるだろうが、株主総会に付随するイベントなどで卓球をやったりしている。また若い有望な選手と一瞬対戦したこともあるらしい。「Warren Buffett Table Tennis」で検索すると写真がたくさん出てくる。どうもそれなりに好きらしい。
だからという訳なのか知らないが、卓球はオリンピック競技でも結構視聴することがあるらしい。今回は冬季競技なので、観ているかわからない。
ゲイツもTwitterを観ると冬季競技はどうもそんなに観ていなさそうだが、昨年の東京大会は娘の婚約者?が出ているという事でオリンピックを観たそうだ。ちなみに「Warren Buffett Table Tennis」の検索ではゲイツがバフェットと卓球をやっているところもたくさん出てくる。卓球は超富裕層でも「観ることもできるし何より自分でも室内で手軽に楽しめる」スポーツとして人気があるのだろうか。
「真の超富裕層」を目指しているはずの俺だが、彼らと違って全くオリンピックを見ない。そりゃ日本人が活躍してくれるとそれなりに嬉しいが、ネットで結果を偶然知ってあーそうだったのかと独り言ちているのが関の山だ。
まず、普段、例えばフィギュアとか、アイスホッケーとか、スキーとか、カーリングとか、の通常?大会を放送されていたとしても全く観ない。つまりそれらの競技は全て素晴らしい競技のはずなのだが、なぜか特に興味がない。普段興味が無いのにオリンピックだから観ようとはなり難い。知り合いが出るとか、選手の熱心なファンとか、有名な因縁の対決とか、驚異の世界記録が期待されるとか、何か付随する注目点があれば別かも知れないが…
また、競技のスケジュールを追うのが大変だ。効率よく観るためには計画が必要だ。オリンピックはたくさんの競技が色々な時間帯で複数の放送局で放映されており、自分が観るべきもの?を管理するのがいちいち面倒だ。だがMLBはシーズン中、毎日綿密?に視聴の流れを確認する。2430試合あるとテキトーに観ていられない。基本贔屓のチーム中心だが、やはりここでも競技自体に興味があるか?が重要なようだ。まぁ考えてみれば自然で当然か。でも夏季オリンピックでも野球はそれ程観ない。日本対韓国とかは野球でもサッカーでも文字通り「因縁の対決」、時間があれば観ようといつも思う。だが対戦があったとしても、見逃してしまうことも多い。
あとは、俺の気のせいかもしれないが、日本のテレビ放送では「人情物語」にしたてようという演出が見え見えというか、「感動放送」を目指したがっているのが透けて見えるというか、なんだかお仕着せがましい情報が前後で多いのも辟易する。「涙の〜」とか必要ないし観たくない。放送は淡々とやって欲しい。
という事で、著名な超富裕層はそれなりにオリンピックも観る様だが、超富裕層を目指している俺は興味がある競技のみ観る可能性があるという感じか。どうだろうか。