超富裕層になるための思考法、福利と長期について考える。
唐突だが、以前の投稿に続いて超富裕層になるためにどのような思考が必要かを推察する。
今日は、偉そうだが、「超富裕層に必要な思考」を題材とする。
大層な表題だが、真に受けないで、稚拙な超富裕層を目指すの一凡人の戯言と思って、読んでくれ。資産(総)額とは何か。
色々定義方法ありそうだが、まぁ平たく言って、ある時点で所有する有形無形の資産を、金に変えたら幾らになるかという「概算」だ。
現金が幾ら、株でこれだけ、不動産、金、保険、等々、金に換えられるとして、その価値を数字にする。
だが、なんと儚い数字か。
手短に結論いうと、必要な思考というのは、誰でもわかることだが、「(長期)計画」だ。
資産家、投資家は皆「中間目標地点(マイルストーンともいう)」があって、とりあえずそこを目指して投資活動する。目標額は人それぞれだが、普通は容易に手に出来る金額ではない、それなりに大きな金額を目標にする。したがって、それを成し遂げるのは、何かしらの計画が必要だ。無計画でいきなり大金、何も考えていなかったのに達成、という事もあるかもしれない(例えば宝くじとか、想定外の遺産相続とか、公営ギャンブルで大穴とか)が、そういう「ほぼ幸運のみでの到達、達成」は事前に計画出来ないから、除外する。
普通?の方法だと、最初は労働などで少しずつ貯めて、それを投資して、配当等を再投資して…を繰り返して行くことになる。並行して生活しなくてはいけないし、教育とか、何らかの経験を積むとか、人生への投資、短期的な出費が嵩む時期もあるから、なかなか難しい。だからこそ余計に計画が必要になってくる。もちろん、投資や蓄財以外のやりたいことが明確にあれば、それはそれで素晴らしいが、ここでは投資して資産を成長させていくのが、少なくとも「長期的な人生の目標」であると仮定する。
では、どのように計画するのか?
こう言うと身も蓋もないが、当然、絶対成功する様な計画は無い。何事も絶対は無い。
だからこれまでの大成功した投資家等を調べる事になるので、つまり歴史を勉強が役に立つかも知れない。様々な成功や失敗の統計を取る必要もあるかもしれない。つまり統計学も意義ある学問になる。
それはいいとして、先人の成功した投資活動にも色々な類型、道筋があるだろうから方法は1つでは無いと思うが、その中の1つに、どこにでも書いてある、誰でも知っている、そして誰でもあやかれそうな、共通の法則がある。
それは、「複利を味方につける」ということだ。しかし、そんな事は皆わかっている。
では、「複利を味方につける」にはどうするのか?
それは、「投資を長期で行う」という事だ。それも、大体皆、分かっているのだ。
では、長期で行うにはどうするのか?
それは、なるべく長生きして期間を伸ばす方法もあるが、より効果的なのは、若いうちから始めることだろう。なるべく早く始めて、長生きすれば、当然もっと効果がある。
つまり、複利長期投資計画の真髄とは、なる早で、できる範囲で、地道な投資を始めることだ。しかし、幼児の頃から投資というのもそう無いから、現実的なのは自分で収入を得るようになってからとか、もう少し早ければ学生時代の短期労働を元手にする時とかになる。
だが、それだって投資家は皆わかっているのだ。始めるのは早いうちが良い。
俺は残念ながら若いうちから始めたとは言えないが、投資をなんとなく始めた当初、俺もここまで考えて、悩んでしまった。
始めるのが少し遅かったが、若い自分に今更戻れないからしょうがない。どれくらい遅れるかにもよるが、取り戻せるかもしれない。
だから今から長期投資するとして、いつそれを楽しいことに使うんだ?なるべく長期というなら、死ぬまで使えないじゃないかと。そして、途中で何かでまとめて使ったら、その先はやり直しになってしまうのではないか?(続く)