Chrome Remote Desktop で 遠隔Ubuntuを操作する (3)

2023-10-19 投稿

IT

ChromeのRemote Desktopについて考える。

一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
 
間が随分と空いたが、以前の関連投稿は ここ(新規タブで開くので注意)で検索してみてくれ。

前回?は、野生公開情報は錯綜しているので、大元のGoogleの説明通りにやってみると、「Sessionを選べ」等という変な質問をされるところで終わった。

それから一年以上であるが、依然として少なくとも俺にとっては同様の混乱状態である。つまり今まで説明した状況は変わっていない。

というのも、「Sessionを選べ」で俺の環境だと、2つ選択肢があるが、どちらを選んでもリモート画面が反映されず、エラーが出るわけでもなく、ウィンドウは何も表示しないままだ。

何が原因なのか不明だが、ふたつのSessionどちらを選んでもダメなので、他のSessionを追加できないかに絞って調べ、どうやらGnome-Classicセッションが

sudo apt -y install gnome-shell-extensions

で追加でき、それを選択すると、たまにクラッシュしたりして不安定だが、一応遠隔画面操作が可能となった。

とても人に勧められる設定方法・操作環境では無いが、俺は緊急時にアクセス出来れば良いから、一応ここで最低限良しとして、前回の投稿後もそのまま調査が止まっていた。

だが、先日ふとChromeのRemoteDesktop画面( https://remotedesktop.google.com/access/ )を眺めていて、

>_ ssh経由でセットアップする

という項目が引っかった。というのも、また最近1台追加で遠隔PCを設定したが、Ubuntuインストール後、opensshだけはその場で導入せざるを得ない。いままで説明したRemote Desktop設定はGoogle Chromeその他もその場の導入だが、もし「sshだけ」やっておけば「他は遠隔でできる」ならその方が良い。

試しに項目を進んでいくと、要はChrome Remote Desktopの.debのダウンロード方法と、サービスの開始の2つのコマンドを使えと書いてあるだけである。

そして、案の定?、その通りにコマンドを遠隔で走らせると、途中エラーが出てしまう。以前「>_ ssh経由でセットアップ」は試したとしても、ここで諦めたのかもしれない。

俺の環境で出たエラーは、OSのクリーンインストール直後説明通りにやったつもりだったが、それだとUbuntuデフォルトでインストールされないコンポーネントへの依存関係の問題だった。したがって、

sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb
sudo dpkg -i chrome-remote-desktop_current_amd64.deb
sudo apt-get -f install
sudo dpkg -i chrome-remote-desktop_current_amd64.deb
DISPLAY= /opt/google/chrome-remote-desktop/start-host ...(項目の説明で出てくる最後のコマンド)

で完了する。同じコマンドを2回動かしているが、1度目は依存コンポーネントを入れるためだ。1つにまとめられるかもしれないが、これでとにかく、「sshのみでGoogle Chrome Remote Desktop」の導入と設定が完了する。最後のコマンドではPINを聞かれる。

「Session」の不都合は依然として不明だが、これで少くともその場の「openssh」の設定のみであとはそれを使った遠隔作業のみで、Chrome Remote Desktopが使える。どうだろうか。

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