なぜ、充分?資産があっても資産成長を目指すのか

2021-06-16 投稿

投資

なぜ、充分?資産があっても資産成長を目指すのか、について考える。

何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。


唐突だが、なぜ、充分?資産があっても資産成長が目標なのか。

まず屁理屈で説明すると、明日、来月、1年後、5年後、いつでも良いが、将来の資産額はどうなっているか?ほぼ確実に、上がっているか、下がっているかだ。全資産を現金で金庫に入れておくのでない限り、きっちり同額である確率は非常に低い。ほぼ不可能だ。それでも敢えて同額を目指すヤツいるのか?非合理的だ。上か下かどちらを目指すか。当然上を目指す。

もちろん、現状維持というのは普通上下数%とか現実的な範囲だ。その中で上の数%を目指すのは、超富裕層でなくても自然だろう。あえて今より5%減の現状維持を目指す人なんているのか。意味がない。

という事で、屁理屈でも、現実的にも、「現状維持目標」等というのはほぼ幻想で、範囲はあるが上を目指す、つまり資産成長を目標とするのが自然という事がわかった。

俺自身は、なぜ資産額の高成長を目指すのか。

その前に、高成長目標と言っても、青天井では無い。規模の限界がある。世界の成長も青天井ではないからだ。だから、一応、現実的な目標額までの成長目標だ。俺だと例えば大きく考えて100億円とか、さらに大きく1B㌦とかだ。

さて、改めてなぜ成長重視なのか。

額だけで言えば、インフレがあるので、そうならざるを得ない。俺はその辺の学がないが、長期保有が基本だと、株というのは貨幣価値下落がいずれ価格に折り込まれ、お金の価値が下がり、相対的に保有株式の名目上の価値が上がると思っている(理論などの確証は無い)。

デフレも問題無い。投資資金の余裕があれば、株価が下がって買いやすくなる。いずれデフレが解決すれば、名目上資産価値が上がる。結局成長する。

インフレ・デフレ両方で、名目上、実質上、資産成長を目指さざるを得ない。

また、結果がどうであれ、現状維持を目標にすると、資産額を減らしやすい。投資先選択条件が維持重視になり、経済活動を維持悪ければ縮小しがちな会社が選ばれ易く、挑戦的・野心的な企業に投資しにくくなるからだ。逆説的だが、資産額を下げないため、最低でも維持するために、高成長を重視する。

また、現状維持だと成長以外が重要視され、どうしても高配当を考えるようになりやすい。配当についてはこれまで書いたが、俺にはあまり好ましくない。

配当の罠

様々な損得をどう考えるのか?配当からの視点。


増配の罠

様々な損得をどう考えるのか?増配を題材にする。



そして自分の年齢も関係する。資産の長期成長が遥か先で、考えにくい様な年齢だとは自分では思っていないので、まだ今はそこを目指す。逆に言うと、いすれ先が見えてくれば、これ以上資産成長しなくても良い(その代わりそこそこの配当を貰えれば良い)、全部残しても意味がない、自分で使おう、もしくはどんどん還元、という思考になってゆくだろう。

あとは、前にも書いたが、資産が成長すると、俺の慈悲の心も成長する(気がする)。達人や聖人は仏の道に入って慈悲心を育むが、冷血凡人の俺はそれは無理だから、せめて資産成長で慈悲深くなりたい。世の中余裕がありすぎる超富豪に批判が多いが、極端に否定的な見方は間違っている。実際、世界一の大富豪は皆、資産はいずれ慈善団体などに寄付すると言っている。なるべく余裕を持って、なるべく優しくなりたい(余裕がない時の、無慈悲な自分を陰圧しておきたい)というのは、それなりに良い心がけではないだろうか。

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