素人(求職中)の視点、真に受けずに疑って読んでくれ。
ここのところのノーパソ買い替えの顛末を2回書いた。
ノートパソコンについて考える。
ノートパソコン買い替えについて再考する
ところで、ノーパソといえば製造社はたくさんある。だが日本人が購入を考える場合は、主に日本、米国、そして中国、この3カ国の機器が多い。なぜならば、日本国内で商売している製造会社がこの3国の会社がほとんどだからだ。
その中でも、日本人でもあるし、品質もそれなりだし、日本国内のサポートも手厚そうだということで、まず考えるのが日本製だ。主なものは、ソニー、NEC、富士通、東芝、等々である。複雑なのは日本の会社や米国の会社の製品といえども、実際の製造は中国でやっていることも多い。逆にHPなどは日本の工場でも造って組み立てていた(現在もそうかは定かではない)。最早純粋な「製造場所による選別」は難しく、「会社」の「本社所在地」により分けることになる。それにどれだけ意味があるのかわからないが…
俺も特段日本製を避ける理由もないし、当然日本の会社の各製品も購入対象に入るが、気になるのが、対象製品にもよるのかも知れないが、日本語キーボードが主体であることだ。かな変換キーとか、USキー配列には無い「¥」キーとか、「@」のキーの場所が違う場所にある、日本独自のキー配列を採用したキーボードだ。
製造会社としては「売れる仕様」にするのが当然合理的だから、「日本語キーボードモデル」が需要があるということなんだろうが、俺は日本語キーボードは使用しない。理由は簡単、巷に同じように出回っている、USキーボードとキーの配置が微妙?に違い、使用中混乱するからだ。世界標準であるUSキーに慣れておけば、一応はどこでも困ることは少ない。
キーボードというのはキーの位置が同じだから汎用性があるはずなのに、使い勝手が少しは良いだろうという安易な発想で日本語に特殊対応した変更版を世の中に広まらせるのは今考えると失敗だ。今度いつかこの辺の変遷も考えてみよう。とにかく、今となっては必要なかった。日本の各社が製造するノーパソもそのまま海外に売れないし、逆も同様の影響がある。普通に考えると使用者にも製造側にも得は無いと思うのだがどうだろう。
日本の配列に慣れた後、海外で生活する際、そこにはUS配列しかないかもしれない。その場合はとても不便だ。
また、世界で大人気のアップル社のノーパソに当たる製品は、キーボードが世界共通だ。
それはいいとしても、始末に負えないのがノーパソにはキーボードが埋め込まれているという事だ。つまり取り外したり、変更したりできない。好みの外部キーボードも場合によっては使用できるが、ポートが開いている保証はない。大体埋め込まれているモノを最初から使用しない前提で買うのもバカバカしい。
デスクトップならばポートもたくさんあるし外付けで「好みの入力機器」を採用できる。逆にノーパソは採用されているキーボードがもし日本語キーボードであったらUSキー愛好家は購入を見送る事になる。また、オプションとして選択できればまだ良いが、選択できても標準仕様じゃないと値段が高くなることもある。
このような諸処の事情が重なり、日本のメーカー製品は避けざるを得ない場合も多く出てくる。必然的に、購入において優先順位が下がってしまう。せっかく重量やサポート等で優位なのに、勿体ないとも言える。
という事で、俺のノーパソ選びは必然米国メーカーか、米国市場主体のメーカーの製品が第一候補となる。これが現実だ。どうだろうか。