について考える。
一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
先日の投稿に続いて、ウクライナを題材とする。
今更だが、遂にロシアの軍事侵攻が始まった。 ロシアの専門家的な人達で「侵攻はありえない」という人も結構いたと思うが、ここまで来ると完全に予想、推測が間違えていた事になる。 先日、ウクライナ情勢の分析の簡易分析を行った。
さて、BBCの記事で、ゼレンスキー大統領が記者の質問に英語で応えている動画がある。興味があれば、見てみてくれ。「NATO加盟の「野心」捨てる用意はある? ウクライナ大統領にBBC特派員が聞く」という題だ。これを書いている現在は少なくとも、日本のBBCのサイトでも視聴できる。コメディアン出身とか政治経験が無いとか、これまでの失政?とか否定的な面も良く報道されるが、この事態を招いてしまった是非は議論あるだろうが、この危機的状況で腹をある程度は括った政治家として中々の貫禄に見える。なぜか船上での撮影だが、すでに安全上の懸念があったと思われる。この取材ではNATO加盟についての考えははっきりとは言及しなかったが、実際このような戦況になると、もし国外に頼りになるモノがあるとすれば、それは明白に集団安全保障だった。大統領自身も認めているように、未加盟なため、自分たちしか頼りにできない状況だ。
それに対し、平和な日本では、何と「ロシアは(ある意味)救世主」とかいう不穏というか意味不明な発言をする人もいる。炎上商法なのかもしれないが、ゼレンスキーやほとんどのウクライナ人が聞いたら絶句するだろう。殴られるかもしれない。見方によって評価が変わるのは当然だが、国外へ避難しようと国境で長い列をつくったり、地下シェルターで息をひそめたり、市民が武装して市街戦参加も辞さない姿勢を見せたり、少なくともそういう人達にとっては、ロシア軍はやはりただの恐ろしい侵略者だ。
ところで、先日、SWIFT(Society of Worldwide Interbank Financial Telecommunication)について投稿したが、欧米国間で急に調整が進み、報道によると、もうすぐにでも「締め出し」が行使されるとの事だ。
いきなりだが、君は「SWIFT」を知っているか? 俺は知らなかった。 今回のウクライナ有事で、ネットでアメリカのニュースの記者会見を観ていると、頻繁に「すうぃふと」「すうぃふと」と言っている。どうもウクライナ侵攻に対する経済制裁の1つらしいのだが、無知な俺は知らなかった。もしかしたら、海外送金等
俺がネットで調べた時は、様々な事情で締め出しは行わないという論調だったが、何で方針が変わったのか月曜日からでも実行されるらしい。
そうすると何がおきるのか?
1つの予想としては、それ程影響が無いかもしれないというものだ。仮想通貨の使用もある程度「穴を埋める」存在として威力を発揮するかもしれない。
もう1つは、それによって強い作用が、とくに通貨に即座に出て、交換レートが共産時代の様に固定相場に一時的になる等、経済に大きな影響を与える可能性がある。また、送金が制限されるため、資源や穀物の売買取引が成り立たなくなる可能性もある。ただし、それで撤退する程の威力があるかというと、懐疑的な人が多い。
もちろんその間の場合が無限に存在し、どうなるかは誰にも分からない。
それを投資家がどう予想・処理するのかは各自が考えることだが、週末が終わったあとの市場の動きを皆が固唾を飲んで見守る事になりそうだ。どうだろうか。