ウクライナの超富裕層について考える。
連日投稿している、ウクライナを本日も題材とする。
今更だが、遂にロシアの軍事侵攻が始まった。 ロシアの専門家的な人達で「侵攻はありえない」という人も結構いたと思うが、ここまで来ると完全に予想、推測が間違えていた事になる。 先日、ウクライナ情勢の分析の簡易分析を行った。
choufuyuu.blogspot.comいきなりだが、君は「SWIFT」を知っているか？ 俺は知らなかった。 今回のウクライナ有事で、ネットでアメリカのニュースの記者会見を観ていると、頻繁に「すうぃふと」「すうぃふと」と言っている。どうもウクライナ侵攻に対する経済制裁の1つらしいのだが、無知な俺は知らなかった。もしかしたら、海外送金等
choufuyuu.blogspot.com先日の投稿に続いて、ウクライナを題材とする。主要な国際的な送金システムの一部である、「SWIFT」からロシアが締め出されそうだが、どのような影響があるだろうか。
choufuyuu.blogspot.comさて、「超富裕層」についてブログを書いているからには、「ウクライナの超富裕層」が、今回の侵攻で、どうしているか、何を言っているかがが気になってしまう。何人か、ネットの情報に基づいて紹介しよう。だが、一般的には、ウクライナの資産家はまず間違いなくロシアとも事業しているだろうから、商売上ハッキリ白黒言い難いというのはある。ロシアを敵視しすぎると、目を付けられるだけでなく、経営している会社等にも影響があるからだ。それも加味して、読んでくれ。
まず、明確に「立ち向かう」姿勢を見せている「超富裕層」とされる人物がいる。それは、現「キエフ市長」とそしてその弟、元格闘家でもある「クリチコ兄弟」だ。ネットの推測では、両人とも100億円相当の資産を所有しているとされる。これを書いている時点では、キエフにいるらしい。兄貴はキエフ市長だから立場上やむを得ないというのもあるが、すぐそこまでロシア軍が来ているにも関わらず、抗戦の意思を表示している。
また、ウクライナで一番資産を持っているとされる人物は、資源・エネルギー関連の会社をいくつも経営し、富を築いている実業家だ。彼のようなソ連崩壊の過程で富を築いた資産家を「オリガルヒ」という。最近どうもゼレンスキーとは対立関係にあるらしい。彼は非常に微妙な立場にいる。なぜなら石炭や鉄鉱石の事業の多くがウクライナの東部地域、ルガンスク・ドネツクに拠点があり、ロシアとも当然事業取引を行っているからだ。現在も戦闘の最前線であるドネツクにある都市に巨額の投資も行っている。今回の軍事侵攻についても、何ともはっきりしない声明を出している。ちなみに、彼は以前からロンドンで暮らしており、今もおそらくそこにいて、ウクライナにはいないと思われる。ロンドンの住居は200億円以上のペントハウス住居だという事だ。
そして、ウィキペディアによると、ウクライナ2番目の富豪はこれまた「資源・パイプライン」系の「オリガルヒ」だ。報道によると数週間前にウクライナから退避したらしい。
どうもウクライナ脱出は2週間くらい前に多く、その理由は安全上の理由、保険等の理由でそれ以降は次第にフライトが難しくなるからとのことだ。超富裕層・富裕層は2週間前くらいを目処にウクライナを脱出しているらしい。本当かどうかは、当然わからない。
ということで、ウクライナのそれぞれ事情が違う超富裕層の、今回の侵攻についての対応を紹介した。どうだろうか。
