FIREについて考える。
何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので、真に受けずに疑って読んでくれ。
今更だが、FIREというのがしばらく流行って?いる。
経済的自立を確立し、早期に退職する事を言う。今日はこれを題材にするが、以下のポストと内容が大分、重複するので、勘弁してくれ。だって若セミもリゾ移住もFIREも、超富裕層のを目指す俺から見ると、同種で大して変わらない愚かさだから、しょうがない。何か同様にシックリこない。他意はないつもりだが、FIRE礼賛の人は読まないでくれ。
若年セミリタイアについて考える。 何の専門家でも無い、一凡人 無職(求職中)の素人視点なので疑って読んでくれ。
再度セミリタイアについて考える。
リゾート地への移住について考える。
FIの部分に関しては俺も一応、異論がない。苦言を呈するとすれば、経済的自立というのは定義が難しい。なぜなら何を以て自立しているかは状況や心理状態によるからだ。実質的には「〜円の資産を目指す」とほぼ同じ意味だから、本来そう言えば良い。とにかく、何千万円か何億円かそれぞれだが、大きく目標額を決めて運用する。それは正しい。
話が逸れるが、FIRE市場?(本とか講演とか商材とか)というのがあるとすれば、FIの部分は大昔からある、上記の通りの単なる目標を決めた資産運用で、REは早期退職で、両方特に目新しいものでは無い。しかしそれを2つ繋げてあらたな市場を作り上げる、どこかの業界のマーケティング力は見上げたものだが、元を質せば昔からある話を蒸し返しているのが実態だ。
まぁそれはいいとして、「FI」の後の「RE」に俺はシックリこない。
だって、経済的自立したとして、なぜ早期退職しなくてはいけないのか。必然の結果では無いはずだ。無職で求職中の俺が言うのも何だけれども…
FI→REとは限らない。成り立つ必要は無い。
FI→SKHでもいいだろう。Financially Independence, (S)そのあとは(K)気楽に(H)働くだ。
しかし、そもそもの間違いが、後段の「RE」を「FI」からの連動で考えているからだ。
→FI
→RE
と独立に考えるべきだ。要するに、FIを目標にしたければすれば良い。REがどうしてもやりたければREを目標にすれば良い。なぜFIを待つのか。そんなに労働が嫌なら、すぐ辞めても良いだろう。FIとREは本来そんなに関連無いはずだ。FIREでうまく一つの単語だから、それに乗っかっただけだろう。少しバカバカしい。
嫌々、苦しみ抜いて、毎日労働せざるを得ないという事もあるだろうが、それで心身の健康を害したら本末転倒だ。もしどうしても労働が嫌な場合、心身健康なうちに何とか雇われず出来そうな、やりたいことを考えた方が、FIで10年我慢するより良くないか?
言い換えれば、何かやりたいこと、目標があれば、すぐやれば良い。嫌なことがあれば、出来ることならすぐ辞めたり避けたりして、新たなやりたいことを見つける方が良い。とにかく、今すぐやりたいことをやったほうが良い。これに尽きる。
「労働がとにかく嫌だ」という場合もすぐ辞めるのは良いが、「労働を辞めてXをやりたい」が理想だ。その後どうするかの指針がないと、どうすればよいのかわからない。引き籠りの大きな要因と思われる。
辞めて、「健康的な生活を取り戻す」とか、攻撃的に「元の雇用側を裁判で訴える」でも良いから、何をやるか、少しは決めておいた方が良い。でも、
「やりたい事を今すぐやる」
こんなの大昔からの枯れた真理じゃないのか?FIREとか言っている奴らは、この分かり切った事を、まやかしっぽい言葉に便乗して、算盤はじいているだけじゃないのか?と疑い深い俺は低俗に思ってしまう。ホントのところは知らないよ。でもそう思っちゃうの。
大体、人生の目標を2つも設定し、それを何十年がかりで順番に達成していくのを目指すなんて、先の見えた高齢期以外は俺はバカバカしいと思うね。取り敢えず次の目標、やりたい事を1つ決めて、そこへ邁進すればいいじゃない。で、気が済んだら、また次を考えればいいじゃん。
でも、そういう俺も、そうでも無かったのでこれは自戒の言葉でもある、その辺は、ここまで偉そうに書いているが勘弁してくれ。どうだろうか。