適当いい加減の真髄を考える。何の専門家でも無い、一凡人 求職中の素人視点なので疑って読んでくれ。
とても古い話だが、「ちっちゃい事は気にするな、それ〜〜」とかいうブリッジ?を使うコメディアンがいた。
当時は単にバカバカしいが面白いと観ていたが、これは合理的思考の真髄を表し、深い意味があったのかもしれない。
今まで色々管理の手間が増えるから、あれもダメこれもダメと偉そうに言ってきた。
突然だが、俺は「直接不動産投資」の経験がある。自分が住む家を買ったり売ったりも立派な「不動産投資」だが、一歩進んで「賃貸」をやったことがある。偉そうだが、その経験から、また、不動産管理とか金融の専門では無い超富裕層を目指す一個人の考えとして、読んでほしい。結論からいうと、面倒な管理を厭わない、不動産が好きな投資家のみ、不動産は良い直接投資先になりうる。投資というのは、その投資先に興味がないと成功しないと思うが、特に不動産に関しては、例えば一日中間取り図を見たり、建物の調査をしたり、常に色んな不動産を見て回ったり、関連法律の勉強やDIY修理をやっても苦にならない位不動産好きの人で無いと大きいストレスになる可能性がある。
あー、いそがしい忙しい、えーと今日はまずあの表計算を仕上げて、んで、あの資料を作って、その後あの客に連絡して、飯食ったあとに会議に出席して、それから委託先がサボっていないか見つつ指示のメールを書いて…君は管理の迷路に入っていないか?以前、不動産投資を題材に管理作業の恐ろしさを書いた。管理作業というのは定義はそれぞれあると思うが、俺の考えだと、企業で言えば間接業務部門?みたいな、とにかく、組織運営、運用上でやむなく処理するが、それ自体は直接価値を生み出さない作業だ。
世の中、どこへ行っても、何を買っても、何をやっても、ポイント、ポイント、ポイント…「ポイント使いますか」「いや使いません」「会員カードお持ちですか」「いやありません」「お作りしますか」「いや大丈夫です」日本国中で繰り返されている問答だ。断言しても良い。ポイントを使わない人が必ず超富裕層になれる訳ではないと思うが、ポイントに囚われる人は、資産家になれない。お金持ちになれない(個人の考えです)。なぜか?ポイントというのは、管理が必要だからだ。時間を浪費している。そしてその浪費時間と割に合わない。割に合わない浪費をする人は、資産家になれないと思う。
しかし、それだけではどうしても細々とした面倒を充分に避けられない。
例えば、何か生活用品をECで物色するとする。
様々な商品がリストアップされ、金額、性能、評判、等々の情報を参考にして最終的に1つに決定する。しかし、決定的な情報というのはそんなに無いものだ。悩みに悩みぬいて、時間を掛けて、最終的に何時間も過ぎていたという経験はないだろうか。選択肢が多すぎるのも理由だ。そして最終決定時は、完全論理的決定というよりは、比較に疲れてしまって、多少は「もうこれでいいや」みたいになりやすい。
よく考えると、実店舗で決める際はそれほど種類もないし、1アイテムで何時間も悩む事は無い。まぁこれしかないしこれでいいやと数分で適当に決定している。ECは移動やレジに並必要もなく時間が節約できるはずなのに悩みすぎると結局より手間が掛かってしまうのだ。
ECは一例だが、ITや便利アイテムを駆使して手間を減らしていてもこのような管理地獄が身の回りに潜んでいる。ちょっとした事で嵌るので避けるのはむずかしい。
だから「細かいことは気にしない」心掛けが大切だ。小さいことは気にせず「これでいいや」「こんなもんだろう」「とりあえずこうしとこう」「わからないからこのままにしておこう、ダメならそん時また考えよう」と万事適当に気楽に過ごすのが実は合理的だ。これに関しても俺は実践できていないので自戒を込めて書いている。どうだろうか。